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Surron Ultra Bee に乗り始めました その1
CRF125Fの持病編でも少し触れていた、Surron Ultra Beeに乗り始めました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734152627-OoVGSDZ1km.jpeg?width=1200)
サイズ感
シュッとしてかっこいいでしょ。ラジエーターとかファンとかタンクとか、そういうものが一切ないので横への張り出しが全くないんです。CRF125Fと比べれば車体は大柄で、タイヤを除けばクロトレみたいなサイズ感に思えます。ホイールベースだと1,380mmで、CRF125F(1,250mm)などミニモトより10cmくらい長いです。フルサイズはほとんどが1,450~1,490mmくらいの範囲なのでそこからだと10cm短い感じです。
吊るしだとタイヤサイズが特殊で、前後19インチです。jon.itの原田さんと相談して、リアを16にして16/19で乗ることにしました。18/21にももちろんできるしやってる人も多いですけど、私には少し大きくなるし、HED的なシチュエーションだと軽快じゃなくなりそうでこの設定にしました。タイヤはもちろんリアがiRC iX-09W GEKKOTA とフロント VX10 の組み合わせです。
最低地上高は吊るしの状態で318mmで、CRFの260mmに対して6cm近く高いです。でもリアが小さくなってるから1cmくらいは低くなってるかな。ステップ位置はこれまでより高めに感じます。
主なサイズの情報はこんな感じ。(KTMは全体のサイズの公開がありませんでした)
$$
\begin{array}{|l|l|l|l|l|l|} \hline
\text{model} & \text{サイズ} & \text{ホイールベース} & \text{シート高} & \text{最低地上高} & \text{車重} \\ \hline
\text{Ultra Bee} & \text{2010x880x1178} & \text{1380} & \text{910} & \text{318} & \text{85} \\ \hline
\text{CRF125F} & \text{1855x770x1070} & \text{1255} & \text{785} & \text{260} & \text{88} \\ \hline
\text{TT-R125LWE} & \text{1885x795x1085} & \text{1270} & \text{805} & \text{295} & \text{90} \\ \hline
\text{KLX112} & \text{1920x765x 1150} & \text{1310} & \text{870} & \text{330} & \text{77} \\ \hline
\text{KTM 85SX} & \text{} & \text{1282} & \text{871} & \text{333} & \text{69} \\ \hline
\text{YZ125X} & \text{2155x825x1285} & \text{1450} & \text{970} & \text{355} & \text{97} \\ \hline
\text{YZ250FX} & \text{2170x825x1265} & \text{1480} & \text{955} & \text{330} & \text{111} \\ \hline
\text{X-Trainer} & \text{2157x802x1245} & \text{1467} & \text{910} & \text{320} & \text{99} \\ \hline
\text{RR2T} & \text{2172x815x1270} & \text{1482} & \text{950} & \text{320} & \text{103.5} \\ \hline
\text{KTM 300EXC} & \text{} & \text{1489} & \text{963} & \text{347} & \text{104.6} \\ \hline
\end{array}
$$
こうやってみると、フルサイズとミニモトの中間くらいのサイズ感です。タイヤサイズを18/21のフルサイズにする人も多いですが、その場合はショートホイールベースという感じになりそうなので、スイングアームの延長?(できるんかな?)とかをパーツとかでやった方がいいのかも。僕は16/19でちょうど良いサイズ感になりました。私は169cm/73kgって感じの昭和ドワーフスタイルです。車体が細いので私の短足でも両足べったりつきます。
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![](https://assets.st-note.com/img/1734152630-eEOiEBX6mf.jpeg?width=1200)
車重感
スペック以上にとにかく軽く感じます!乗った感じも押し引きする感じも非常に軽いです。しかしモーターがあるので、停止状態でも後輪には多少負荷があるので、軽いからといって傾斜の強いトラックランプに走って押して載せるという訳には行きませんでした。
バッテリーが自宅の体重計調べで20kgちょいありまして、これが車体の真ん中の高い位置にあります。その下にモーターがあって、車体前面にはコントローラーというモーターを制御するための装置がついています。リアの方、普通はエアクリーナーがあったりサイレンサーがあったりするところには何もついてないスッカラカンなので、とても軽いです。(そのスペースに充電器を収納できるみたい)なのでリアを持ち上げて振るのはCRF125Fよりも軽く感じました。リアもハンドルとかはないですがとても持ちやすいです。
バッテリーが高い位置にあるせいか、左右に車体がフラッとなった時なんかは勢いがついてしまって体勢を立て直すのが大変な時がありました。キャンバーで谷側決めそうになる時とか。普段が軽いので急にどうした?!ってびっくりしました。
車体の感じ
これまで乗ってたのがCRF125Fなので余計にそう感じるのですが、サスがサスとしてしっかり動いてくれるのでしっかりいなしてくれて助かります。KTMに普段乗っている人もサスはいいと思うと言ってたので、きっとしっかり動くサスなのでしょう。
ハンドルの感じは結構違和感ない感じだったので少し幅が小さめなのかもしれません。
電動なのでスイッチや表示による設定の切り替えはしっかり覚える必要があります。今のところ設定はほとんど変更できてないと思います。
実は谷側決めたら一発でハンドルがセパハンになってしまいました。その後社外品に換装していますが、CRF125F同様純正ハンドルは弱さがありそうです。
みなさんにお昼のご飯が進む君をあげましょう pic.twitter.com/CypbFdE5Vj
— Ken Azuma (@kenazuma) September 23, 2024
ものすごく気に入ってるところは、左手でリアブレーキを操作できるところです。慣れるまでは右足でスカって何度もやりましたが、慣れてくると特に斜度の強い降りなどでは安心してリアブレーキを調整でき、かつブレーキを踏む動作がないので上体をかなり思い切って後ろに持っていくことも可能です。日野で試した感じ、私にとっては最もスムーズに降りを制御しながら乗って降りることができ、全く怖さを感じませんでした。私の中では結構革命です!
今の所どうよ?
今のところ納車時の成田で少し、日野カンのアテンドツアーで1日(途中でセパハンになったけども)乗っただけなので、実際に私の用途でどうかという判断はホームコースのSHIRAIで乗ってみないことにはわからないと思います。
なんですが、すでに、車体やパワー感も含めて、非常に気に入ってます!しばらくシリーズで続きます。