1x.com 挑戦記: 3 - 新たな気付き -
今回は、その後の公開率を一気にあげるきっかけになった学びの話です。作品は 2 つ紹介します。
提出した作品 no.4
いくつか外で撮影したものを提出したので、今回は室内で、また構図も大きく違うものを提出してみました。
審査結果
評価はさっぱりで「落選」となりました。
1x.com に対してどのように向き合っていたか
初めてから 3 連敗でしたが、違う種類で様子を見つつ、フィードバックも貰いたかった為、少し性質の違うもので挑戦しました。
詳細が分かる作品
公開されている写真の大半は、詳細までしっかり描写されていて、見る人がその情景や主題を楽しんで、眺められるものが多いと思いました。今回は複数の要素を含んでいて、よく解像している写真を選んで作品化しました。
複数のファブリックの詳細がしっかり写っている
人物の体が良く描写されている
場所が想像できる
作品について
次に提出した作品について説明していきます。
選んだ理由
これまで外の作品を 2 枚、猫の作品を 1 枚提出したので、今回は異なるバリエーションとして、人と室内の組み合わせを選択
人物の顔は写さないものの、様子が分かるもの
解像していて詳細が分かり、また場所も想像しやすいもの
撮影設定/時期/場所やコンセプト
室内の様子は少しぼかしつつ、席まではピントが欲しかったので、以下の設定で撮影しました。
ISO: 100
SS: 1/50
F値: 3.2
4 月に品川のサラベルというレストランで撮影した写真であるため、当然まだ 1x.com の事を意識して撮影した写真ではありません。
何を学んだのか
フィードバックで技術については良い評価を貰いまいしたが、主題やムードなどが改善点として挙がったほか、シニアメンバーからも顔が見えない写真は価値がないと言われているので、このあたりを覆すだけのストーリーや迫力がない作品ということが分かりました。
また丁度この頃、他の人のクリティックフォーラムのスレッドで非常に重要な概念を学びました。それは
「1x.com はアートだから、1 枚で壁に飾れるようなものが最低ライン」
というものです。
自分の家の壁の数は限られていて、そこに飾る価値があるかどうかという、すごく明確な基準であり、これを意識してから「公開率」が一気に上がった重要な発見でした。
他の学びは、主題が自分にしか興味が無いものは通用し辛いという、当たり前のことに改めて気付きました。いい写真・作品は、何が・誰が写っているかは大きいのですが、「妻」は私にとっては特別ですが、他の人には「誰それ?」って感じなので当然ですね。
提出した作品 no.6
これまで人や動物の作品を提出していたので、今回は無機的なものを選択してみました。
審査結果
評価はあまり良くなかったものの、なんとか「公開」となりました。
1x.com に対してどのように向き合っていたか
no.5 で初めての公開を貰えたので、違うジャンルにも挑戦してみました。
他のジャンル
今回の写真がどこにはまるか分からなかったのですが、建築物 (architecture) と風景 (landscape) の公開作品をいくつか参考にしてみました。
建物は遠方から正面を捉えたものと、見上げているものが多い
もともと無い色を着けたり、切り貼りして作り込みした作品も散見される
空の描写が重要そう
作品について
次に提出した作品について説明していきます。
選んだ理由
建物と飛行機という、これまで出していない主題であること
雲が出ている日で空の描写もありそうだった
撮影設定/時期/場所やコンセプト
カメラの設定は以下の通りです。
ISO: 100
SS: 1/250
F値: 4.5
4 月に品川で撮影したものです。夕方でしたが空なのでやはり明るいです。コンセプトは前回学んだ通り、「一枚で壁に飾れる作品」で、その意識で編集をしました。
何を学んだのか
同じ写真をインスタに上げた時のことを思い返すと、まず明るさが大幅に変わりました。インスタのように一瞬見たときのインパクトより、ずっと見ていても邪魔にならない作品を心掛けた結果でした。
その一方で構図は大幅に改善しないといけないと感じた一枚でした。
有料部分では以下の事を書きますので、興味があれば是非ご覧ください。
1x.com の審査結果の詳細を画面を含めて説明
編集の方針や RAW 写真からの編集過程を説明
学んだことをもっと詳しく説明
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