1x.com 挑戦記: 4 - 1x 用の作品制作 -
提出した作品 no.7
7 枚目に提出した作品はこちらです。
審査結果
こちらの作品は初めての「アワード」となりました。嬉しい!
1x.com に対してどのように向き合っていたか
これまでは過去に撮影した写真を元に作品を創ってきましたが、傾向をより確認するため、今回は新規で撮影してきました。
後から作品化するよりは、初めからイメージをもって撮影する方が編集が
楽なのは当たり前ですが、それにより撮って出しそのままでは全く使えない画像になるのも 28mm レンズの面白い所だなと感じました。
尖った作品で傾向を確認
完全にこれまでとは異なる、1x.com 専用の作品を極端な編集で創ってみて、評価がどうなるか試してみました。主題にフォーカスして、他の要素を極力除外した作風にしてみました。
今回意識したポイントはいくつかあります。
どれだけ不要な要素を削ったクリーンな作品に仕上げる
リアルな絵を描ける画家が作るような作品にしてみる
主題の面白さや特徴だけで勝負ができるか
一枚の作品として壁に飾れるクオリティ
公開作品から傾向を学ぶ
この作品を創る上でも、もちろん公開作品も参考に検討しました。
背景をどのように処理している作品が多いか
静物作品の傾向
質感の表現はリアル指向か絵画的か
背景は完全にコントロールしている作品が多く、主題と色を合わせたり、
うまく空をシンプルにしたり、建築物を加工して背景と綺麗に融合している作品などが見られました。
背景をギターの本体と合わせて黒にして引き締まった作品
空を一色にして主題が引き立つ作品
作品について
次に提出した作品について説明していきます。
選んだ理由
初めから制作する作品をイメージして撮影を行った
有名な構造物で多くの写真が既に存在するものを選択
構図と編集で独自性を出せるもの
撮影設定/時期/場所やコンセプト
屋外で全体にピントが欲しかったため、以下の設定で撮影。
シャッタースピードだけオートにしました。
ISO: 100
SS: 1/320
F値: 5.0
2024 年 2 月に横浜で撮影した写真です。コンセプトは「有名な建造物で多くの人が既に作品化しているものを独自の編集に」でした。
何を学んだのか
これまでとは違い、始めからイメージをもって撮影した点と、最終イメージに合わせて編集をした点がこれまでとの違いであったため、いくつか新しいことを学びました。
後の編集を考慮して画角などを決定
微妙に異なる立ち位置から撮影しておく
背景処理が簡単になる構図を選んで撮影
Lightroom で金属の質感を出す方法
またアワードを取れた後からもクリティックフォーラムに質問を投げて、より良い編集方法やアイデアが無いか意見を貰いました。今回は元の写真からは大きく編集で変わった作品となったので、是非元写真も見てください。
有料部分では以下の事を書きますので、興味があれば是非ご覧ください。
1x.com の審査結果の詳細を画面を含めて説明
編集の方針や RAW 写真からの編集過程を説明
学んだことをもっと詳しく説明
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