1x.com 挑戦記: 16 - 建物と看板 -
今回は文化表現の続きで、建物と看板に着目した 2 つの作品を紹介します。
提出した作品 no.24
24 枚目に提出した作品はこちらです。DDP という、韓国の有名な建造物の一部になっている地下鉄の駅の入り口です。
審査結果
22 枚目の作品同様、一般はまぁまぁの評価がもらえましたが、エキスパートはまったく振るわず「落選」となりました。
1x.com に対してどのように向き合っていたか
文化表現は面白そうと思っていたので、日本と韓国、それぞれもう少し審査に出そうと挑戦していました。今回は看板に文字があるものを選びました。
東京といえばメトロ
ロンドンも地下鉄が有名
作品について
次に提出した作品について説明していきます。
選んだ理由
ハングル表記で国が分かる
服装や建物で文化や生活が伝わる
全体的に暗いので構図が工夫できると思った
撮影設定/時期/場所やコンセプト
韓国撮影旅行で良く使った東大門歴史文化公園駅です。
ISO: 1600
SS: 1/500
F値: 1.7
この日は夜の撮影で、ISO 固定にしてました。また撮りに行ったらちゃんとした設定で撮影しなおしたいですね。
何を学んだのか
今回は正直どの辺がだめか、あまり分からないまま終わった感じでした。
個別に複数の方にフィードバックを貰いましたが、そこでも手ごたえがある感じだったので、少し戸惑いつつ、主題かなと思ってます。
提出した作品 no.25
25 枚目に提出した作品です。大好きな渋谷の風景をビル、工事現場、高速道路、バス、人など要素を詰め込んでみました。文化要素は大きく反射する看板の文字でアジア感を出してみました。
審査結果
こちらは一般もエキスパートも非常にいい評価を貰えて「公開」でした。
1x.com に対してどのように向き合っていたか
前回、個人的にはとても好きな作品がダメだったので、思い切ってこれまで試したことがない作風にしてみました。これまでに学んだ手法を使いつつ、入れたい要素をすべて入れれたと思います。
赤・オレンジだけ残し、他をモノクロにして冷たい感じと活気を表現
シンボルで状況を表現
分かりやすい要素で状況を説明できると学んだので、今回は以下の点をシンボルとして作品に入れてみました。
一面ガラス張りの近代的なビル
乱立するビル群
高速道路や立体的な歩道橋
クレーンで大規模工事が進行している様子
公開作品を観ていても、シルバー系統の美しい作品が並びます。
濃淡が美しい作品
要素が多いが美しくまとまっている
作品について
次に提出した作品について説明していきます。
選んだ理由
現在進行形で進化する渋谷が表現できそうだった
大きな漢字の看板がはっきり写っている
要素が多いので、綺麗に編集できるか試したかった
撮影設定/時期/場所やコンセプト
ソールライター展が終わった後に、ヒカリエ側から撮影した渋谷です。
ISO: 100
SS: 1/250
F値: 3.5
一番近いビルとの距離から、パンフォーカスになる一番明るい F 値を選択しました。人や車が動いている様子は不要だったので、シャッタースピードも速めにしています。
何を学んだのか
色々新しい試みをした作品だったためいくつか学びがありました。
モノクロ (シルバー)とカラー(オレンジ)の質感
各要素のバランス
ワンポイントカラーの選択
当然これまでに学んだ、要素はうまく行かせていると思います。特に金属の質感やワンポイントカラーの入れ方はだいぶ慣れてきた気がします。
有料部分では以下の事を書きますので、興味があれば是非ご覧ください。
1x.com の審査結果の詳細を画面を含めて説明
編集の方針や RAW 写真からの編集過程を説明
学んだことをもっと詳しく説明
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