1x.com 挑戦記: 10 - 空間表現 -
今回は 3 つ目となるアワード作品を紹介します。
提出した作品 no.16
16 枚目に提出した作品はこちらです。これまでは主題の割合が多かった為、今回は大部分を空間で構成した作品に挑戦しました。元の写真がかなり失敗していたので、ある意味救い出せた一枚だと思います。
審査結果
一般、エキスパート共に評価を貰い、「アワード」となりました。
1x.com に対してどのように向き合っていたか
前回で 2 つ目のアワードを貰えたので、今回はこれまでやっていない新しい表現に挑戦しようと決めていました。
空間を扱う
これまでも、公開作品を参考に方針を決めてきましたが、好きなジャンルを見ている中で、これまで試していないものを考えてみたところ、「空間」を扱うことにしました。
自然の雄大さを人との相対で表現している作品
空という空間を最大限に生かしている作品
反射を活用した空間作品
作品について
次に提出した作品について説明していきます。
選んだ理由
要素の大半が壁であること
主題とテーマが見つけやすかったこと
上手く編集する必要性を感じたこと
前回同様、元のままでは落選するが、うまく編集すれば化けると思えた写真を元にしてみました。
撮影設定/時期/場所やコンセプト
韓国での撮影旅行での一枚。美術館のエントランスホールでの一枚ですが、その空間の広さと贅沢さが印象に残っています。
ISO: 1600
SS: 1/500
F値: 9.0
設定見れば分かる通り、完全に設定間違ってます。タッチパネルを間違えて触ったみたいで、この旅行の前半はずっと ISO 1600 で撮るという悲惨な状況でした。元の写真は笑っちゃうくらい暗いです。。。
何を学んだのか
色んな作品を観て感じたのが、諧調の美しさが重要という点です。アートであっても写真であっても、諧調が綺麗に出せるのは強みのようです。
他はライティングが当然重要な要素で、実際のライティングも大事ですが、最終的な作品でどう見せるかは常に考えないといけないと思いました。編集の詳細は有料部分で記述しますが、まずはインスタに上げた当時の編集をごらんください。
問題点は山ほどありました。
全体的に暗すぎる
対称性など考慮していない
光が綺麗に出ていない
主題のサイズを考慮しきれていない
この写真を作品化できたのは、まさに Leica Q2 の描写力のおかげです。あの設定で撮影したにも関わらず、しっかり諧調も色も残っていたので助かりました。ここから 1x で評価される作品に仕上げてきます。
有料部分では以下の事を書きますので、興味があれば是非ご覧ください。
1x.com の審査結果の詳細を画面を含めて説明
編集の方針や RAW 写真からの編集過程を説明
学んだことをもっと詳しく説明
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