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0449 週末旅のデスティネーションはバンコクに NOV.2024

ベトナム、ハノイに住んでいる。いわゆる日系会社の出向社員。元来、旅が好き。ここにきて、数ヶ月に一度、海外旅行しないと死んでしまう体になっている。新しい文化と出会いを求める。

そうは言ってもサラリーマン。時間とお金に限りがある。ということで、今回も、最終選考を勝ち抜いた目的地、それがバンコク。ハノイからすると”うまい、安い、近い”素晴らしい都市バンコク。

タイ全土でみると15回目。真の強者からすると15回など少ないほうと思われそう。それが沈没者の多いタイという国。

今回は、仕事帰りに飛行機に飛び乗り、まだ行っていない場所を埋めるように、バンコクの街を歩いてきた。そのささやかな記録をここに。

AGO HOTEL CHINATOWN 泊 - ロイクラトンの夜

宿は止まったことがないエリアにしたいと思い、中華街近くのAGO HOTEL。結論からいうと、フェスティバルシーズンというこももあり、ややコスパが悪く、可もなく不可もなく。

入り口
1泊8700円にしては狭い
が、清潔でアメニティよし
24/11/15は、灯篭を川に流し神に感謝する
ロイクラトンのお祭りがあった日
すべりこみで、雰囲気だけ
味わうことができた
この後,町中の、小川に流して
感謝の気持ちをささげる

Chinatownの洗礼と旅の醍醐味

徒歩圏内にチャイナタウンがある。時間は深夜1時過ぎだが、どうしても、中華街に触れたく徘徊。

街がひらけて、まだまだ
開いている店が立ち並ぶ
何を食べてもきっと美味しいだろう
という根拠のない思い込みと
あえて調べず直感で店を選ぶという
なぞのBETをしたことで
はこばれてきたそのヌードルは
甘味が悪目立ちしている
MSG強めのスープと餃子
こういうこともあるのが旅
口直しにはいったスイーツ店
味はわるくなかったです
総じて考えたことは、観光地ということで
あぐらをかいてしまう店が確実にあって
しっかり淘汰されにくい環境もあって
審美眼をきたえていく必要があるなと
考えさせられました

タラートノーイ - バンコク的古民家×アートのラビリンス

2日目。中華街からほど近いタラートノーイというアート地区へ。初回のバンコク旅ではなかなか行かないであろうエリアの散策。

番猫がいた
Jay Hieng Fishball Noodles
เจ๊เฮี้ยงก๋วยเตี๋ยวลูกชิ้นปลาตลาดน้อย
朝食は、繁盛している雰囲気に
ひかれて店にすいこまれた
フィッシュボールヌードル
甘味のあるスープに魚肉ボール美味しい


古くて新しいタラートノーイを歩く

中華街近くチャオプラヤ川沿いにあるタラートノーイ。直訳すると”小さな市場”という意味。古い建物が改装され、カフェやレストランに。

ようこそタラートノーイ的な入り口
32Bar X という名のカフェは
チョコレートラテのお店
古民家(?)がそのまま活かされている
錆びきった車もアートに
チョコの種類が多く
試食できるも味の差はわからない
でも、なんともフレンドリーで
狭くて暖かい雰囲気
甘さ控えめで
とても美味しくいただきました
好みのわかれる
ウォールアートだなと思った
生活感を残した雰囲気のある
路地がたまらない
次にはいったのがYouTube動画て
拝見していたCitizen Tea Canteen
オレンジを基調にしたレトロな店内
物販もあり、欧米のカップルが
洋服を買っていた
個店のデザインのセンスが光る


食のデパート的ICON SIAMのフロアM

グラブに揺られ、川を渡り、ICON SIAMへ。2018年開業。タイ最大級となる大型商業施設。普段の旅では、景色の差異のない商業施設は敬遠しがちだが、今回は行ったことない場所だからというふわっとした理由で行ってみた。結論からいうと、なんでも美味しくお腹がふくれます。

ほとんどこのフロアMを回った
タイ国内を3つのエリアにわけて
地域ごとの特性のある食事が楽しめる
つまみ食いしながら、はしご開始
内装が楽しい
最初に食べたのがセン・ヤイ(幅広米麺)に
シーフードと野菜をぶっかけたヌードル飯
投稿文を書いてたら、また食べたくなってきた
次は、カラフルな皮の
餃子をつまむ
つるつる食べられる
食べるつもりはなかったが
店の前を通ったらつい立ち止まってしまった
豚足飯、つゆだくです
お腹もいっぱいになり
店内をゆっくりまわる
伝統舞踊のイベントに合う
チャオプラヤ川沿いの冬の
フェスティバルがはじまる
ARABICA コーヒー発見
ここで一休み
“京都から世界へ”とのことで
日系のコーヒーチェーンとしては
異例の好立地スピード拡大という印象
手前のクリームあんどら焼きは
併設している高島屋の洋菓子店で購入
日本の地方都市より便利
いや便利すぎてだめになる

バンコク冬の一大イベント”Vijit Chao Phraya 2024”

タイ観光・スポーツ省とタイ国政府観光庁(TAT)は、官民連携による文化イベント「ヴィジット・チャオプラヤ2024(Vijit Chao Phraya 2024)」を発表。このイベントは2024年11月16日から12月15日まで、バンコクのチャオプラヤ川沿いで毎夜開催され、7つの主要ランドマークを14か所にわたり壮大な光と文化のショーで照らす。「タイの冬の祭典」の一環として、多彩なプログラムが展開。

https://www.thaich.net/news/20241112uw.htm#google_vignette

ということで、この時期をねらってバンコク訪問した目的のひとつになった祭典です。数あるランドマークの中で、訪問したことのないお寺”Wat Kanlayanamit Woramahawihan”に訪問。

Wat Kanlayanamit Woramahawihan
正門
ほどなくしてショーが展開
川面を正面にしているため
フェリーや船の乗船組が特等席になる
自分は袖から見る
雰囲気はバリのケチャに似ている
こちらはドローンショー
空に描かれる神々
ドローンショーは最初こそ感動するも
だんだん見慣れてしまうのが正直な感想
今後さらなる工夫が必要だろうなと思った
電動舞踊に見入る
指先が大切だなと思う
そして花火が盛大に打ち上がる
11月の花火は、妙に切なく感じた
そのことの言語化ができないまま
今日にいたる
出店で食べたタイソーセージ
酸味が強くビールと一緒に食べたい
ソーセージと合う
天然オレンジジュースの甘味
花火でクライマックスかと思いきや
ここからが本番でした
雑技団のようなチームの舞踊がはじまる
二匹の龍が勇壮に練り歩く
ドラムが心臓に響く
昇り龍がなんともめでたくかっこいい
のこりわずかな辰年Year2024年に
存在をうったえるかのように龍が火を吹く
3時間ほど滞在後、ホテルにもどる
どうしてもお腹がすいたため
夜食にGrab foodでパッタイ
まったく便利になりすぎた世の中に
ありがたみをかみしめる

タイ古式マッサージ総本山

タイ古式マッサージ総本山 マッサージ・サービスセンター in バンコク

翌日、バンコク三大寺院の一角、涅槃像で有名なワット・ポーへ。ここに、タイ古式マッサージの総本山といわれるマッサージ学校がある。ルーツに出会える”〇〇の総本山”に惹かれて、行ってきた。

タイに伝わったマッサージは、師から弟子へ医者や修行僧らによってその技術が伝えられたという。アユタヤ王朝以降、宮廷医師らによって治療法がまとめられ、19世紀のラーマ3世の命で壁画や鋳像、石版に記録されたものがワット・ポーに残っている。

 入場料300バーツ
露出が多い観光客のために
腰巻きの布も借りられます
この日も涅槃像は
悠然と虚空を見ていた
境内にあるここが
マッサージセンター
お客さんでごった返す内部の雰囲気
予約不要で、15分ほど待っただけでした
担当していただいた青年の素敵な笑顔

1957年には「タイ伝統医学校」を開校
いまやこの学校には、世界中からの人々が
伝統のタイ古式マッサージを学ぶために
訪れるとのこと

マッサージはとても丁寧。タイガーバームの香りとほどよい空気の循環。一押し一押しが深く広くゆっくりと。旅の疲れをほぐしてくれました。

この日は、地元の小学生が
お寺でお勉強という日本には
なかなかない雰囲気
お寺が教育機関となっている
側面もあるのかもしれない

マッサージミュージアムて?

ワットポーをよく調べると...あった。境内にマッサージミュージアムが。せっかくなので、マッサージにとことん精通しようと思いいってみた。

マッサージをされているの
レリーフ(?)がある
昔から、足裏がどこの器官と
繋がっているかなど
現代人でもなかなか習いにくい
情報が積み重なって学問に
なっている
画像から雰囲気

楽しませてもらいました

フライトが夕方にせまり
王宮中心で昼食を
ここは、Thai Wang
最後の晩餐は、しっかりパッタイ
タイのピンクな紅茶でしめた
ワットアルンをのぞむ
素敵欧米ご夫婦がいた
自分もとなりで、風を頬で受けて
数分間短い旅の感傷にひたった

グルメ、アクティビティ、遺跡と歴史、ナイトライフと、あらゆる観光要素をもった素敵都市バンコク。また何度でもきて深く掘り下げたい。

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