0047 いわき市❶ 地元の観光業を考える前編 アクアマリンと三崎公園
【旅ログ】
to インバウンドの再開へ向け田舎を盛り上げたい方
to いわき市の主要観光地の一部をちら見したい方
6年ぶりの地元、福島県いわき市。観光地として全国区で有名なのはスパリゾートハワイアンズ。世界レベルではなし。というのが自分の感覚。
インバウンド再開が期待される中、いわき市はどうしていくべきか。2日間回った観光地の中で、考えたことをつづります。ちょっとした気づきが、あとで大きなうねりになることもある。そんな期待を未来の自分とその仲間に託すイメージ。前編。
アクアマリンパークー港の見える総合エリア
さんまが泳ぐ水族館”アクアマリンふくしま”、地元の鮮魚・ギフトショップ ”いわき・ら・ら・ミュウ”擁する港が見えるエリア。
クルーズ船、美しくかかったマリンブリッジ。徐々にその魅力が発揮されている。
かっこいいバイクの集団がめだった。港といえばバイクが集まる。
インバウンドとりこみ、わくわく創出のためにここから何ができるか。お土産、アート、食べ物、ゆるキャラ…観光地の同質化はさけたい。意図的に海外の経験もふまえてアイディアをだす。また自分が知らないだけで、すでに実施されているものも含まれているかもしれませんのであしからず。
・キャンプ場設置。特徴として震災被害をビジネスチャンスに。サバイバル術に特化したグッズの販売、キャンプ地へのレンタル。
・名物の食を3つほどにしぼる。魚介系、ごはんのお供系、スイーツ系。かならず地元の名物を土台とする。安易にキャラクターや人気スイーツ(プリンやソフトクリームなど)に走らない。
・フィッシャーマンズワーフ。港町としての活気を集約。イスタンブールの船上レストランのサバサンドをイメージ。埠頭の倉庫も利用されていたが寂しいものだった。余分なのぼり不要。同質的なチェーン店不要。尾道のU2が雰囲気もよく優秀でした。
・夜のオープンカフェ・酒場。夜見てないんですが、ウォーターフロントビューで地ビールを飲める場所を増やしてほしい。
・バイカーズショップ。バイク乗りの聖地大作戦。
三崎公園ーいわき市民のピクニックエリア
いわき市民にとって公園といえばここ。
歴史をひもとく。戦前戦後の日本は余暇を楽しむという慣習が薄い。荒廃から立ち直るようになり、徐々に”観光”という考えが広がったそう。1957年の自然公園法を受け、三崎公園も整備されていく。
1957年 磐城海岸県立自然公園指定
1978年 潮見台完成
1986年 マリンタワー完成
マリンタワー。35歳。次回は登ってみたい。
潮見台は、43歳。の割には、作りも頑強。海につきでた感じが絵的にも素晴らしい。
この日、写真を取り合ったご家族は県内郡山から。福島県民が雪原を求めて会津にいくように、県内の皆様は海を眺めににいわきに来てくれている。
・マリンタワーのアップデート。とにかく古くても内装をコーディネート。余分なのぼりや張り紙はしない。どう魅せていくかは思案中。
・美的な景観維持拡大。手入れは行き届いている。次にどの位置のどの時間のどの角度からのビジュアルが秀麗なのかを明確にし、インスタの定番箇所を増やす。
・Tiktokの聖地にできないか。詳しくないのですが、ダンス撮影といえばここ、みたいにできないか。周りの人達が画面に入らないような箇所の提供など。
清航館-海が見えるレンタル古民家
古民家再生の機運。古いものの再活用はとてもよいこと。ここいわき市中之作に震災で流されなかった古民家が再生利用されている。
Official Web Site : 清航館
イベント、商用利用されている。
冬は約3000体の吊るし雛を飾るそう。つるし雛の歴史は新しいらしいのですが、出典が探せず。歴史的なつながりがよりわかるといいと思う。
要所でセンスを感じるつくり。オーナーと知り合いたい。
残念なのは一軒ぽつんと立っていて、周囲は日常。周囲の景観、複数の古民家集積があるとさらに魅力的。理想。
今後、空き屋が増える。将来の古民家という遺産を単体ではなく、エリア全体を有機的に、つなげて見せて活用できるようになればいいなと思いました。
後編は寺社仏閣中心。つづく。(2021/11/13. 後編がボリュームふえたので3編にわけた)
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