0036 赤羽のレトロな銭湯-岩の湯-
【街歩き】
to 赤羽界隈のレトロ探訪好きな方
to 荒川銭湯ランの場所を増やしたい方
赤羽エリアの銭湯ラン開拓。7.4kmジョギング後、友人と赤羽岩渕駅近くの岩の湯へ。とても雰囲気のあるところで、ほっこりお話もできたので、記事に。
岩の湯はどんな銭湯?
営業時間:15:30-23:30
料金: 480円, 180円(12歳未満) ,80円(6歳未満)
サウナなし。ジェット座湯あり。
シャンプー、タオル類は有料なので持参おすすめ。
赤羽岩渕駅から徒歩2分。
新河岸川(隅田川)河川敷まで徒歩2分。
おかみさんの話によると、できたのは昭和10年ごろ(1940年)。つまり、80年ほど前に遡る古き良き銭湯文化を今に残します。
期待をうらぎらない美しい富士やまあり。この絵は、先代の絵師の娘さんが描いたとのこと。歴史を継承。
男湯は浦島太郎、女湯が桃太郎テーマ。かわいい。
タイムスリップ。昭和レトロ好きな方はテンションあがります。この蛇口なんて最高。
番台のおかみさんとおしゃべり
番台のおかみさん、すえだえみさん。おんとし80歳。すえださんとのおしゃべりが一番楽しかったです。
田園調布に生まれ、学生時代の彼と結婚。洋裁和裁の学校をでるも、丸の内のビジネス街にあこがれ、3年だけOLとして丸の内勤務。その後結婚して、銭湯をつぎ、番台に座り続けて半世紀以上。
昔は、とてもにぎわってねぇ…
若い頃は、番台に座っても落ち着かなくてお客さんも怖い人がいて…
学生時代の彼を追いかけて…
とてもお話が上手。お風呂上がりに扇風機にあたりながら、昭和の時代に思いをはせ、とても素敵な時間でした。銭湯の中は許可を得て撮影。宣伝しときますと伝え、銭湯をあとに。ここは銭湯ランの定番コースのひとつになりそう。
ちなみに、常盤台にある岩の湯は旦那さんのご兄弟経営とのこと。
後期-人生を楽しむコツを考える-
自分は引っ越しが多い。これまで、実家をのぞくと12箇所(9都市)に住んだ。どの街でも地域コミュニティとの交流は希薄で、”めんどうくさい”というイメージが先に立つ。
しかし、この日のように、心をオープンにして相手に関心をむけたとき、人と人とのつながりが生まれ、ちょっとした会話だけで、なんだか嬉しい気持ちになる。
めんどくさいと思っていた自分と、会話を楽しめる自分。その間にある変化。人生を楽しむためのこつのようなもの(変化の糸口)を、もっとさぐって言語化していきたいと思いました。
また走ってまた汗流しに行きます。
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