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0223 目黒の”寄生虫館”生き物への愛と理解

to 寄生虫に関心を寄せる方

2022年6月某日。目黒駅から西へ約10分。目黒は、寄生虫館へ足を運ぶ。

目黒寄生虫館とは?

寄生虫に関する研究、展示、標本や資料の収集・鑑定、啓蒙活動等を行っている。世界でも珍しい寄生虫専門博物館で、海外からの来訪者も多い
運営は公益財団法人目黒寄生虫館が行っている。
(official HP, wiki)

先入観 “客寄せ”としての寄生虫

ずっと、どこかで気になっていた建物。行く前は、怖いもの見たさ。そのテーマの斬新さに、客寄せ的な狙いのものという先入観。

感想  “命”

行ってみて、展示を見て、全然印象が変わった。ここは、”生物”, “命”を学ぶ場所。”寄生”という言葉に感じる、ある種の気持ち悪さは、人間目線のものであると気付かされた。画像とともにふりかえる。

1953年設立と歴史がある
私財と寄付で運営されている
寄生虫を、気持ちが悪いものとして
ではなく、学術的にとらえている
“寄生”という生き方は、
決して珍しい生物の営みでは
ないことを知る
標本。アルコールの匂いのする
理科室を想起させてくれる
寄生虫も生態系のひとつ
先日行った北海道。
蝦夷オオカミの絶滅を憂う
真田虫は、真田ひもから
とった名前。勉強になった
こういう生き方も素晴らしい

寄生獣という漫画が好きだ。これもまた、大変、人間のエゴを考えさせられる良質な日本の漫画のひとつ。見学に加え、漫画からのインスピレーションもあいまって、”寄生”、”パラサイト”という生き方を、フラットに目られるようになった。

そんな不思議な素敵な、小さな博物館でした。

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