0283 福岡長崎④ 佐世保にみる観光地の条件
2022年7月某日。2泊3日、福岡&長崎”九州旅”の記録と記憶。途中から後輩と合流。波佐見を後に最終目的地、佐世保へ。
日程
Day1 羽田🛬博多🚃太宰府🚃博多 博多泊
Day2 博多🚙波佐見🚙佐世保 佐世保泊
Day3 佐世保🚙博多🛬羽田
出会いと再開という”旅”のいろどり
日米MIXの佐世保の”美味しさ”
佐世保 - 旧軍港4都市のひとつ
ほんとうに美しかった九十九島
おわりに- 佐世保にみる観光地の条件
海外で働き、アラフォーとなり、日本を客観的に見えてくる機会が増えた。旅が好き。必然的にどういう旅が好きかを考える。どういう都市が魅力かを考える。2点。
1点目。アナリストのデービッド・アトキンソンさんのいう、旅先としての選ばれる観光地の条件が腑に落ちる。”自然・気候・文化・食事、それら4つが豊かであること” とのこと。それ以外”おもてなし”, “言語”, “安全性”, “公共交通の利便性”などは、もちろん加味はするが、旅先を選ぶにあたっては、副次的。
2点目は、上述の文化と食が、他文明と支配などにより混じり合い、多層に歴史の中で醸成されて、独自性をもっていること。沖縄なんかも、その独自性が魅力と思う。
ついでに言うと、観光客に寄せようとしすぎて、本質からずれないこと。かつ、サービスの向上を試みず胡座をかかないこと。も個人的に強くて思うところ。
佐世保。条件はかなり揃っていると思った。九十九島にみる美しい自然。年間通じて温暖な気候。軍港として発展した特殊な文化。米文化と混じり合い誕生の佐世保バーガーにレモンステーキの独特の食。
佐世保のイメージと訪問の所感は大方期待通り。だが、もっと魅力を発揮できるのでは?という余白も感じた。それは日本の各都市にみる、自分たちの本質的な魅力に気づいて、完全に活かせているか?ポテンシャルの発揮度がまだ足りてないという感覚。
1泊2日で何がわかるのか。と言われてしえばそれまで。だが、1泊2日の短期間だからこそ感じたことの満足感と物足りなさ、便利な点と不親切な点などが、意外と急所になると思う。そんな思いがめぐる。
旅する者としての感度をあげてめぐった九州旅。言語化してすっきりしている。深掘りできていない部分は、別の機会に、時間をつくりたい。まずは、noteにしたためて整理できたことが、次の行動や思考のヒントになればと思う。
余談 - 69 sixteen nine
20代のときに見たこの映画。佐世保の開放的でわくわくするイメージがここからきてきる。と自己分析。
69 sixty nine
2004年 李相日監督(フラガールなど)
ベトナム戦争と学生運動に揺れる1969年。佐世保に住む高校三年生のケンが、同級生のマドンナ松井和子の気を惹くため、友人らと共に高校をバリケード封鎖。警察に突き止められ、ケンたちは停学処分になるも、松井和子と接近に成功。
全編をつうじ、男子高校生のもんもんとして馬鹿馬鹿しくコミカルな思考や言動が描かれた青春映画。当時の音楽や映画などの固有名詞が多く登場(wiki参照)
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