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セブ生活も折り返し:これからの計画を整理

セブでの生活も早いもので折り返しに入りました。
生活に慣れてきたこともあり、後半はさらに早く過ぎていく気がします。再来週からはスタッフの数も減って忙しくなりそうなので、体感的にはあっという間かも。
てなわけで、そろそろ帰国後のことも考え始めていたところで、最近少しずつ思考がまとまってきたので、今回はその整理をしていきたいと思います。


留学前に考えていたこと:留学エージェントへの期待と現実

「英語力向上」と「海外生活経験」

今回セブに来た目的は、「英語力の向上」と「6ヶ月間の海外生活経験を積むこと」でした。帰国後は留学エージェントで働いてみたいと思っていたため、これらのスキルが欲しかったのです。
ただ、実際に現地で働いたり、エージェントの業界の実情を聞いたりする中で、少しモヤモヤを感じるようになりました。

  1. 人を選り好みする自分
    自分の性格上、不特定多数と絡むより、仲の良い少人数と過ごす方が好きです。そして頑張っている人にはエネルギーを注ぎたいけれど、そうでない人には正直時間を割きたくない。この3ヶ月で、「なぜこんなしょうもないこと聞いてくるのか?」「なぜ自分で考えないのか?」と思うことも多々ありました。エージェントとして働く場合、全ての生徒に平等に対応しなければなりません。この点ちょっとしんどさを感じます。

  2. 先のイメージが見えない
    留学エージェントの主な仕事は、留学希望者との面談やフォローです。成約後のサポートは会社や個人次第になりそうですが、永遠に同じ業務を繰り返す気がして、長く続けるのは難しいと感じました。昇進してマネジメント業務に進んでも、マネジメントをやりたいわけでもないので…。

  3. 深い関係を築くのが難しい
    留学エージェントは、立場上生徒と深く関わる機会が多くありません。そうなると自分のやりたいことと離れてしまいます(元々気になってた部分)。学校スタッフであればもう少し関わる時間が増えますが、それで毎日が犠牲になるのもな。。

新たな挑戦:弁理士試験合格を目指す

こうしたモヤモヤを抱えつつ、自分が本当にやりたいことを改めて考えてみたところ、「弁理士」という職業に出会い、興味を持つようになりました。
無料の体験講座やYouTubeで働き方など調べてみて、結論として弁理士試験受験を目指そうと思っています。その理由を整理すると、以下の通りです。

  1. 公平な社会を目指したい
    現代社会では、見えない部分での努力や貢献が正当に評価されないことが多いと感じています。特に海外生活を経て、準備した努力を我が物顔で取られ、不公平さを感じる場面が増えました。このモヤモヤを解消したいという思いが、「公平性」を大切にしたいという考えにつながっています。

  2. 見えにくいけど重要なもの「権利」に焦点を当てた仕事
    見えにくいけれど重要な「権利」にフォーカスを当て、社会に貢献したいと思いました。労働環境の改善も公平性を目指す上で手段として考えられましたが、権利の方が自分に合っていると感じます(人が絡む分労働環境は複雑すぎて無力さを感じそう)。これからさらに複雑になる社会で、正当に評価されるための基盤作りが大切だと思います。

  3. 英語力を活かすことができる
    グローバル化が進む中で、海外での知財に関する対応が増えるはずです。英語は仕事で活かしたいと思っていたので、この点でも弁理士は自分に合っています。

  4. 専門性のあるキャリア
    これまで10年間の社会人経験の中で、これといった「強み」がないことがコンプレックスでした。今から専門や強みを作るとすると、「①何かの分野で今から圧倒的に頑張って結果を出す」か「②独占業務ができる資格を取ってスペシャリストになる」が考えられるけど、①は多分自分には向いてない。一方②については勉強も嫌いじゃないし、①より向いている要素が強いと感じてます。

  5. 働く環境の柔軟性
    弁理士はリモートワークが可能で(らしい)、将来的には独立も視野に入れることができます。働くことが好きではないけれど、暇すぎるのも嫌なので、定年後も働くことができる士業はちょうど良いバランスを取れる職業だと思います。

弁理士試験に向けた準備

ということでまさに今日から弁理士試験の勉強を本格的に始めます。
合格までに3000時間の勉強が必要とも言われていたり、合格までに何年もかかるとも言われてたりしますが、1年で合格する人もいるので、自分もまずは挑戦してみるつもりです。
結構な方向転換になるので、未来の自分が見たら血迷ってる…って思うのかな。ただお金は取り戻せるけど時間は取り戻せないので、ある程度仮説を立てたらもうやってみるしかないです。

英語の勉強は少しペースダウンし、弁理士試験にリソースを割いていきます。
さあ、頑張りましょー

それでは!

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