できない理由を探さない!
『できないことを言い訳にはしたくない!』最近、私は特に思います。
できないことの理由を探すことは簡単です。
例えば『ゲームがクリアできない』という課題があるとき、『そのゲームが難しすぎるからだ』と考えてしまえば、そのゲームをやらないことでこの課題からはクリアできます。でも、そのように考えていると別の課題が生じることがあるでしょう。
このことを深く考えてみたいなと思います。
『ゲームがクリアできない』問題から考える
冒頭で述べたゲームがクリアできない問題について考えてみます。
ゲームがクリアできない
↓
『ゲームが難しすぎるのが悪いのだ』
↓
ゲームができないことから現実逃避する
↓
友人にそのゲームを誘われる
↓
友人と遊ぶとき一緒に楽しめない!
これは私が小学生の頃、実際に体験した負のループです。
当時流行っていたのはDSのポケモンゲームでした。
『ステージが違うから通信対戦ができない』、『そもそも話についていけない』
その結果、友人と遊んでいても楽しむことができませんでした。
一方で、友達はどのようにしていたかというと、攻略本を買ってきてそれを参考にしながら少しずつチャレンジしていたのです。できないと放置するのではなく、できるようになるための方法を考えることを行っていたのです。
友人も初めからそのゲームができていたのではなく、うまくできていなかったというのは同様だったのです。私とその友人の決定的な違いは、解決手段を使用できていたかどうかの違いだったのです。
『ゲームが難しいからできないという理由を作りクリアできなかった私』
『ゲームの攻略本を購入しクリアした友人』
この差は小さいように見えて、『大きな違い』があったのです。
できないことに理由をつけていないか?
『大きな違い』は何だったのか。
それは、クリアする方法が何かあるかもしれない!と考えて、行動したかどうかの違いだったのです。
今、当時を振り返ってみると、このゲームがクリアできない問題に関しては私自身が絶対にクリアしたいという強い思いを持っていたわけではなかったことも一因であったと思います。
この経験を踏まえて私自身が感じたこと、それは何か新しいことをチャレンジする時にできないかもしれないから入ってはいけないということです。
そのことに気づいた私のその後は、大きく変化しました。
『ひとまずチャレンジをしてみて何か課題が生じた場合はその解決方法を考える!』
ボランティア活動や大学時代に経験したアルバイトリーダーなど全ての経験をすると決めた時もこの考え方ができるようになっていたことで多くの経験を得られました。
昨今の状況下で…!
多くのあたりまえが失われつつある現在。
これまでと同じようなことはできなくなっている状況であることは事実です。
そして新しいことも求められているというのも事実でしょう。
『リモートワーク』『オンライン帰省』『オンライン飲み会』『完全週休3日制』『リモート応援』など……。
ここでは上げ切れないほど、さまざまな変革が求められているでしょう。
この変革に対して、従来のやり方ではできない!と考えるのではなく、『変革を達成するために使えるツールや方法はないのか?』と調べ、その調べたものを使ってみる。そしてそこで見えた課題があればその課題を解決する方法を考え続ける。
この循環こそが、社会のアップデートとなり、より強固な『組織づくり』や『社会の基盤づくり』になるのではないかと私は考えます。