240秒から学ぶコト
本格的に走り始めたのは2019年3月
目標に掲げたのは " サブ10 "
走り始めて1年未満
フルマラソンもハーフマラソンも体験する事なく挑んだ100km
初心者が目標掲げるには高いハードルだけど
できそうな事に挑戦するより
絶対無理と言われてた事に挑戦する方が成長できる
結果
総合22位/463人
年代別10位/141人
10時間3分57秒
サブ10(10時間ギリ)まで4分届かず
前半50kmまでは調子良く30分以上の貯金作る事ができた
その安心感から無意識に気が抜けてしまったのか徐々にペースは落ちた
どんどん足は重くなり体の疲れもピークだったけど
そんな時チカラをもらったのが
応援に駆けつけてくれた仲間の応援や島の人たちの暖かい声援でした
そして一緒に挑戦してる仲間と出会うと一層気持ちが上がりました
70km通過し、前半貯めた貯金をちょっとずつ減らしながら
なんとか維持してたけど80kmぐらいから一気に失速
足は完全に前に出なく、エイドで立ち止まり休憩する事が増え、体は限界を超えていました
そんな中にやってくる後半の激坂
走る事ができず、歩いて前に進み、休み再び走り、エイドでアイシング
みるみる貯金がなくなり、サブ10黄色信号が灯った時
心は完全に折れそうになったけど
動かない足に感謝をしながらも一歩一歩前に踏み出した
けどペースは回復せず
サブ10は間に合わないとわかった瞬間一気に心が折れた
とっても悔しかったし自分自身が情けないなと思った
準備不足、知識不足、30分以上の余裕があったのに何してんだろう
ってめっちゃ自分を攻めた時間でもあった
残り10km
追い抜かれるランナーに声援もらいながら
残り1kmぐらいから聞こえ始めるゴール地点のMC
仲間の顔が見え、自然に笑みが生まれ
これが自分の今の実力、出せるものは出し切った
そんな想いが芽生えゴールテープを切りました
やりきった感満載だったけど無意識に出た言葉は
「くそ〜〜〜」って悔やむ一言でした
大切な仲間たちと一緒に挑戦できた事
本当に幸せいっぱいでした
けどレースを終え2日経った今は、悔しさを処理できない
たった4分(1km辺り2.4秒)
もう少し心強く持てていたら
もっと自分自身の体を信じてあげれていたら
その時間を縮める事が出来たんじゃないか
そんな悔しさとの葛藤の時間を刻んでます
失敗から学ぶ事もいっぱい
失敗と捉えるか成功と捉えるかも自分次第
なのも分かってる
けど中々受け入れられないのが今の心情です
とは言っても時間が必ず解決してくれるのも知っています
謎のルールで100日連続で3300km走った事で身体の回復も早い
いつもの生活ができるようになって来ました
この " 240秒 " が
今後の人生に置いて何を学びどう活かされるか
そしてどんなドラマが展開されるのか
期待を込めてちょっとずつ処理していきたいとおもいます
本当にたくさんの応援ありがとうございましたぁ
次のステージはナミブ砂漠250km
アフリカで開催される海外レースのため120万くらいの資金が必要です
挑戦することを見せることでしか
お返しする事は出来ないかもしれませんが
賛同して頂き、ご協賛いただければ幸いです
noteは下記から支援できるシステムになっています
田口賢という人間の可能性を楽しんでいただければ幸いです
笑顔に繋がる活動に使わさせていただきます