フェンダーブラインドテスト
こんにちは。久しぶりの記事となります。
突然ですが、
楽器についてお値段の違いやヴィンテージかで音に違いがあるのか?
もちろんあると感じていました。
しかし、最近YouTubeでジャズベースのフェンジャパ、USA、ヴィンテージのブラインドテストが上がっていて、試したら見事に外れて自信喪失。
ヴィンテージの方が若く明るいサウンドという結果でした。まぁ、個体差もあるとは思いますが…。
ジャズベで思い出したけど…
私が一八歳の時、一回り以上の方だらけで元プロの居るバンドに参加していたのですが、ある時、憂歌団さんの前座をした事があり、私達の演奏後、客席に移り憂歌団さんの演奏を聴いていて、ふと隣に座っていた私のバンドベーシストの方に
「あのジャズベースは何年製ですかね?」と尋ねたら、その方は目を閉じて…
「75年製だね…。」
[イヤイヤ嘘だろ?分かるわけないだろ?]
って今だったら思うのですが、当時の私は、
「凄い!元プロは聴いただけで分かるのか!]
と思っていました。
その方は日頃から
フェンジャパとUSAの音の違いが分かる
と仰っており、とにかく、fender USAを高く評価しており、
ベース弦も安いものは使っているだけで恥ずかしい、USA製でないといけない。
弦はお湯で煮て[7分ジャスト]で上げたらもう一度使える等…語っていました。
まぁ、今考えたら[新しい弦を買えば良いんじゃない?]って思いますが(笑)
若い私がフェンジャパでなく、USAヴィンストを購入したのも認めたくないですが、その方の影響も皆無ではないです。
しかし…現在では当時、その方がバカにしていた80年代フェンジャパも現在ではプレミアがつくほど人気があり、
例えば、佐橋佳幸さんは小田和正さんの[ラブ・ストーリーは突然に]で、あの印象的な冒頭のカッティングを含め素晴らしいプレイを4万円ほどのフェンジャパで弾いているという事実。
佐橋さんは私も大好きな大村憲司さんからフェンジャパも楽器店に何本かのうち良い一本があると聞いて探したらしいです。
今現在、ギターの価格が高騰し、ちょっといいギターだったら50万円代が普通と購入を躊躇する価格帯になってきました。
(fender custom shopでも90年代はVINTAGEタイプ定価30万円代からだったのに今は定価70万円代)
でも、考えてみると、80年代にプロが弾いていたギターというと、当時中学生の私がテレビで観てるとフェルナンデスやグレコも多かったです。
Jacksonソロイストのコピータイプとかだったなぁ。
確かギタマガかヤングギターに掲載されていた65,000円の商品だったはず。
テレビで観るfenderも、もしかしたらフェンジャパだったかも知れません。
ほんと今は高くなりました。
昔のギターは安いシリーズでも国産だったし、使えないはずはないですよね。
例えば、私が愛用していたヤマハRGX611もMADE IN JAPANでした。
(まぁ〜今も持ってるハリーのストラトタイプ(自分史参照)は違うだろうけど(汗))。
もう何を言いたいか分からなくなってきましたが、
USAに拘らなくてもいい気がしてきました(個人的感)。
まぁ自身で弾き心地が良いUSAだから結果出てくるサウンドもイイと思う部分はありますが…。
レギュラーはまだしもカスタムショップは高過ぎます。
私のレギュラー57タイプが1991年購入当時定価198,000円でしたね。
カスタムショップが93年頃からギタマガ裏表紙広告に出るようになり安いシリーズて20万代であったはず。
今はヴィンテージシリーズⅡレギュラーで定価35万円くらいですね(2000年代初頭時カスタムショップ56タイプが定価33万円でした)。
それからすると今現在カスタムショップは高過ぎます。
そうそう、最近新しくフェンジャパから出たCherさんのシグネチャーモデルなんかカッコいいですよね。インスタで増崎孝司さんの試奏動画を観ましたが音も素晴らしかったです♪
なんか色々と思う事のある1日でした。