⑪ 位（くらい）のココロ

前回は「単位」について学んだよね。

「足し算」と「引き算」は同じ単位じゃなきゃ計算できない。

例えば「重さ」と「長さ」の足し算や引き算はできない❌。

同じ「長さ」でも単位を揃（そろ）えなければならない。

「位（くらい）」の考えた方も同じ

「位」のことを「桁（けた）」とも言うよね。「位」も「単位」と似ていて、実は「足し算」と「引き算」は同じ位の数でしか計算できないんだ。

さて、ここで問題

数式：２００➕１０＝？

この答えを「３００」とか「３０」と答えてしまう子がいる。そんな子達の考え方は

「２００」の百の位は「２」。「１０」の十の位は「１」。位が違う数字を足して

２➕１＝３
⇩
２００➕１０＝３００　❌

と計算しちゃっている。

もう一度言うけど、「足し算」と「引き算」は同じ位の数としか計算できない。だから、

同じ位の数を計算しているよね？

一の位：０➕０＝０
十の位：０➕１＝１
百の位：２➕０＝２

答えは「２１０」だ。

この計算方法を「筆算（ひっさん）」と言います。

次回はお茶休憩にしよかな。

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