note9月7日

下から見る推し

昨日友人が関ジャニ∞のコンサートに行っていた。
ドーム公演にあまり行ったことのない僕にはよく分からなかったが、どうやら特等席だったらしく「推しを下から見る」という夢が叶ったらしい。

終演後に来た連絡はただ一言。「死」
生きて帰って来てくれてなにより。
彼女は「今就活とかバイトとかめちゃめちゃにキツいけど関ジャニはそれ以上のものを背負ってステージに立ってた。私ももっと頑張らないといけない」と言っていた。
僕は開演前に「今まで頑張って来たから神様からのご褒美だね〜」と言っていたのだがどうやらそれ以上の物を持ち帰って来たようだった。

僕の大好きなリスペクトしているバンドのある曲の一節に

〈君の大好きなアーティスト
僕に勧めてくれるけどイマイチ好きになれないんだ
でも曲流れて喜ぶ君を見てそいつらの音楽に心から感謝したりして〉

とある。関ジャニの楽曲はジャニーズの中でかなり好きなのだが、その部分を除いて歌詞と全く同じ気持ちになった。
ライブでの熱量をその日で終わらせないで持ち帰ることができる。
これはアーティストとファンの関係の形としてベストではないか。

eighterな訳でもなく、関ジャニの楽曲はそんなに詳しくないはずの僕もなんだかとても熱い気持ちになった。


精一杯おしゃれをしておよそ2時間ばかり推しの女になった彼女と、」彼女の推しを含む最高にロックな関ジャニ∞に最大限の感謝を込めて…

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