板倉ケンタ

1999年生。「群青」「南風」所属。

板倉ケンタ

1999年生。「群青」「南風」所属。

最近の記事

まる裏現代俳句時評#2 九月号ふりかえり&取り合わせ雑感

9月17日23時 追記 (9月18日22時40分 修正版公開)  本記事の内容により、読者の精神及び身体に支障をきたした等の不利益が生じました。  当記事において傷を負った関係各位に深くお詫びし、再発防止に努めます。  なお、当該箇所につきましては、然るべき形式にて削除しております。 はじめに  不定期更新のまる裏です。今回もよろしくお願いいたします。この記事のタイトルの「まる裏」、当然「まる裏俳句甲子園」からいただいているものなのですが、全然ダマでやってます。なので、

    • まる裏現代俳句時評 #1

      はじめに  7月から『俳句』の現代俳句時評を執筆しています。このNoteではその裏話というか、表であまり書けないことをラジオ的に書いていきたいと思います。角川のページは角川に責任の一端を担わせてしまうけれど、此処では何かあっても僕しか責任を負わなくていいので、もう少しコアなところまで書けるということです。本当は月一で書いてすこしでも雑誌の宣伝になれば、といわゆるクロスメディア的な事を考えていたのですが、余裕がなさすぎてそんなことできませんでした(今も仕事から逃避して書いてい

      • 「震災詠」が出来てしまった

        割と自明な話(俳人の野次馬性、暴力性) 俳人は基本的に野次馬であると思う。なにか俳句の「ネタ」を見つけて俳句にする。その中には、いかがなものかと思うようなものもある。身近な句会で見る例としては、手話・白杖などを題材にした(往々にして当事者以外による)俳句で、身体障害者の様子を「ダシに」して、自らの俳句にしようとするものだ。個々の事例によるので一概にNoなどということはできないし、やってはならないが、この例で言うと大多数が「野次馬的に」俳句のネタに身体障害者の様子を用いている俳