崎陽軒のシウマイ弁当
シウマイ弁当は、横浜を代表する駅弁。
崎陽軒ではシューマイではなくて、シウマイという。
横浜の人ならば、一度は食べたことがあるかもしれない。
当然、横浜人ならずとも全国的に有名かと思ったら、崎陽軒は全国展開していないのね。
買えるのは、神奈川県内と東京くらい?
ところで、横浜と東京で買うシウマイ弁当のパッケージは微妙に違うのご存知?
横浜で売っている横浜工場製は紐がかかっているが、東京駅などで売っているのは、紐が無い。
東京でも、羽田空港で売られているのは横浜工場製なので、紐がかけられているらしい。
今年は、シウマイ弁当誕生70周年ということで、パッケージ右下に70周年記念ロゴが入っている。
中身は変わらない。
さて紐をほどいて、中を見てみよう。
この紐は1箇所を引っ張ると、簡単にほどけるように結んである。
この紐かけはかなりの技術を要するらしく、新入社員は、まずこの紐かけを学ぶとか。
ベテランになると1時間に300個も紐かけができるらしい。
その手間を考えると、東京工場製の方が効率的に思えるが、これも伝統を守るということか。
確かに紐があると、食べ終わったあと空箱がバラバラにならないようにまとめるのには便利。
包装紙を取ると、箱が現れる。
箱の上には、割り箸、紙ナプキン、爪楊枝がのっている。
そしてこの箱、蓋も含めてすべて木製。
木を使うことで水分を調整して、ご飯の美味しさを保っているということ。
蓋の裏にご飯がくっつくのは、ご飯の美味しい証。
まずは、このご飯を一粒残さずいただく。
これがまた美味しい。
そしてオープン!
縦にして食べるか、横にして食べるかなんて議論もあるが、自分はたいてい縦。
まず、何から食べるかというと
この俵型に盛られたご飯。
それも梅干しをどけてその下の梅干しの味がついた部分。
そこを味わいながら、一口。
少し硬めという人もいるが、もちもちした感触は、冷めても美味しい。
その秘密は、通常の水で炊く方法ではなく、水蒸気を使って炊き上げる方法を採用。
おこわを炊くのと同じ方法。
そして、国産米に少しもち米を混ぜている。
そんなわけで、もちもちした食感で、蓋にもくっつく。
美味しいお米を一口味わってからは、おかずに箸を向ける。
おかずもバラエティに富んでいる。
ホタテも入っている昔ながらのシウマイが5個。
オレンジ色は杏のシロップ漬、鶏の唐揚げ、卵焼き、蒲鉾、鮪の漬け焼、筍煮、切り昆布と千切り生姜がびっちり詰まる。
さて、どれから食べるか。
杏は、最後に食べる派なので、蓋の裏にのせておく。
そして、シウマイを1つ。
ご飯を一口。
あとは、ご飯とのバランスを見ながら、適当に。
筍煮は数が多いので、随時、合間に食べる。
これがまた美味い。
そしてシウマイ。
ご飯は、俵型が8区分に分かれているので、おかずとのバランスがとりやすい。
おかずばかり残っても、ご飯ばかり残っても残念なので、味わいながらもバランスを見る。
最後にシウマイを一つ残して、ご飯を完食。
そして最後の一つのシウマイをゆっくり味わいながらいただく。
おっと、杏も忘れてはいけない。
食後のデザートがわりに杏をいただく。
ごちそうさまでした。
以上、本日はシウマイ弁当を食べるだけの実況中継でした。
ごめんなさい😅
みなさんも、地元のお弁当を自慢してください😅
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。