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爆弾〜スズキタゴサクは誰?

爆弾という物騒な名前のこの小説は、「このミステリーがすごい!」国内部門で1位を獲得するなど、話題となったベストセラー。

Facebookでカーグラフィックの加藤さんが面白いと推していたので、さっそく読んでみた。

読み始めたら、辞められない止まらない!かっぱえびセーんじゃないけど、電子版で買っちゃったので、昼間はiPad、夜寝床ではiPhoneで、一気読み。

iPadを縦にした方が読みやすい
横画面
著作権の関係で文字をぼかしてあります
縦画面の方が読みやすい

スズキタゴサクというのは、この物語のキーマン。

冴えない中年男が、酒屋の前の自動販売機を蹴飛ばし、止めに入った店員を殴り逮捕される。
取り調べで、自称スズキタゴサクは「10時に秋葉原のほうで、きっと何かがありますよ」と予告し、その通り爆発事件が起きた。

さらに、次の事件が起こることを仄めかす。
そして次々に爆発事件が起きると、警察も本腰を入れ本庁まで巻き込んでスズキタゴサクの取り調べを行う。

入れ替わり立ち代わり様々な刑事が取り調べを行うが、タゴサクののらりくらりした受け応えと、謎のクイズなようなものに絡めた爆弾予告に警察は右往左往。
そんな中、次から次に爆破事件が起こり、世の中パニック状態に。

やがて、あることから事件の真相が明らかになってくる。

読者も、果たしてスズキタゴサクは悪なのかと頭の中が混乱する。

そして物語はクライマックスに。

さてさてどうなることやら。
ここから先は読んでからのお楽しみ。

さて、電子版を読み終わってみたら、まだ次のページがある。
まったく上手い商売をするものだ。

なんと続編の試し読みが
これが「電子版特典」ということか

続編の「法廷占拠 爆弾2」の試し読み版が掲載されている。
試し読みといっても、かなりのページが掲載されていて、続編に相応しくグイグイ読者を引き込んでゆく。

思わずポチッと電子版を買おうかと思ったが、いったん踏みとどまった。

ここで続編をダウンロードしてしまうと、また読むのに没頭して、他のことが出来なくなってしまう。

気になった方は、読んでみてください。

そして、この記事を書いているとき、スズキタゴサクをネットで調べていたら、嬉しいニュースが飛び込んできた。
なんと、今年この小説が映画化されると!

この小説を読んでいるときも、映画にしたら面白いだろうなと考え、登場人物の配役なんて勝手に考えていた。

主演の山田裕貴は警視庁捜査一課の類家という刑事で、TVドラマ「特捜9」で進藤刑事や、NHK大河ドラマ「どうする家康」の武将本多忠勝を演じた印象が強い。

一番適役と思ったのは、事件の発端となった野方警察署沼袋交番勤務巡査の倖田紗良役を演じる伊藤沙莉。昨年のNHK朝ドラ「虎に翼」の寅子は記憶に新しい。小説を読んでいるときに、真っ先に彼女の顔が浮かんだのはホント。

その他のキャストは上記公式サイトのリンクでご覧になれるが、染谷将太、渡辺篤郎などが脇を固める。

一番気になるのは、スズキタゴサク役が誰になるのか発表されていない。
公式サイトでも一連の出演俳優の最後に、ただスズキタゴサクとだけある。

スズキタゴサクは、取調室で様々な刑事から取り調べを受けるので、映画でも出演時間が一番長いだろうし、セリフも多い。また心理的にも刑事たちを逆に追い詰めていく様は、ちょっと悪魔的な様相を見せる。とぼけながらも猟奇的キャラも演じられる難しい役どころだと思う。

そんな難しい役を演じられる俳優は、はたして誰だろう。

自分なりに考えてみた。

猟奇的な悪魔のような役という点から考えると、まず頭に浮かんだのは野間口徹
かなり前になるがTVドラマ「相棒」で司法書士を行いながら裏の顔は好みの女性の顔を切り刻むという連続殺人犯を演じていた怖い印象がある。

怖いといえば、やはりTVドラマ「相棒」に出演して、水谷豊演じる杉下右京の強敵として南井十役を演じていた伊武雅刀。彼の怖さは一級品だが、ちょっと怖すぎるかな。

あと、もう1人大穴狙いで、六角精児。彼も「相棒」で以前鑑識の米沢守役をやっていたが、最近は鑑識から引退したようで、呑みながらローカル線を巡る旅番組に出たりしているが、味のある好きな俳優だ。ただし優しい役どころが多いので、あまり悪者には見えないかな。

以上スズキタゴサク役は誰?という予想、スズキなりの予想をしましたが、どうでしょう。
撮影は1月にクランクイン、3月には終わるそうですが公開が楽しみです。

みなさんの予想はいかがですか?

以上スズキタゴサクが、お伝えいたしました🤣。

今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。

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