【ライブレポ】 バンドリ12thライブ MyGO!!!!! 「ちいさな一瞬」
こんにちは、ケンです!
今回は『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY2:MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」』の模様を綴っていきます。
今回の東京ガーデンシアター公演はマイゴにとって最大規模の単独ライブとなり、TVアニメ「バンドリ It’s MyGO!!!!!」放送後に開催されるイベントということで非常に楽しみにしていました。全体的な感想を一言で述べると、良い意味で予想外の演出が連続し、バンドリの新たな可能性を感じたライブになっていました。
そんなライブイベントを、自身が感動したポイントをセトリと併せて語っていきます。是非、最後までよろしくお願いします。
ライブ概要
ライブ名:BanG Dream! 12th☆LIVE DAY2:MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」
開催日:2023年11月4日(土)
会場:東京ガーデンシアター
主な出演者
MyGO!!!!!(羊宮妃那、立石凛、青木陽菜、小日向美香、林鼓子)
MyGO!!!!!について
BanG Dream!(以下、バンドリ)は、ゲーム、アニメ、ライブのマルチメディアで展開される次世代ガールズバンドプロジェクトです。MyGO!!!!!(以下、マイゴ)は、バンドリから生まれた現実(リアル)と仮想(キャラクター)が同期するバンドで、ボーカル : 高松燈(羊宮妃那)、ギター : 千早愛音(立石凛)、ギター : 要楽奈(青木陽菜)、ベース : 長崎そよ(小日向美香)、ドラム : 椎名 立希(林鼓子)の5人で結成されています。
※ マイゴは、TVアニメ「バンドリ It’s MyGO!!!!!」のレビューでも紹介しています。気になった方は、こちらもチェックしてみてください。
会場に到着!
午後3時ごろ、有明ガーデンに到着しました。入り口周辺には多くのバンドリーマーで賑わっており、中にはキャラのハッピを着ている人もいました。
遅い昼食を済ませた後、ガーデンシアター内に入場しました。開演前に1階に飾られていたフラワースタンドを見に行きました。どれもクオリティが高く、キャラや声優への愛が強く伝わってきました。例えば、キャラが描かれたボードの周りをハート型のバルーンでいっぱいにしているものがありました。以下に、私が特によかったと思ったものを4枚載せておきます。
ライブ会場へGO!
私の座席は、バルコニー3のやや右側の位置でした。ガーデンシアター内では一番高い5階にあったため、ステージを見下ろすような感覚で見ていました。個人的にはとても見やすく、全体的なライブ演出を見れただけでも満足できました。
セトリ
ここからは、私が印象に残った曲を中心に紹介していこうと思います。
前半パート
無路矢
名無声
Henceforth
猛独が襲う
影色舞
swim
音一会
会場が暗くなっていざ開演すると、風の効果音と共にステージ前面に張られた紗幕に燈が読み上げる詩の映像が流れる演出からスタートしました。
その後、紗幕の奥にキャスト5人が登場し、「無路矢」が披露されました。楽奈のパワフルなギター演奏と燈の感情がこもった歌声によって力強さが表れていました。さらに、紗幕には歌詞のビデオも映し出され、薄らと流れている映像越しでバンド演奏している点が新鮮でした。
続く「名無声」では、スピーディなギターと爽快なドラムが合わさった楽曲になっていました。それに加え、会場から拍手や「Oh oh oh」と言った掛け声も響き渡りました。私にとって、バンドリでは初めて声出しありのライブに参加しましたが、やっぱりバンドのライブで大きなコールするのは気持ちよかったです。
MCでは、メンバーの自己紹介と5人のやりとりがありました。ここで愛音が、どこから来たのかについて聞かれました。「東京から来た人〜。」という問いに対し、私を含む何人かのバンドリーマーは「はーい!」と返答しました。愛音が「じゃあみんな“ANON TOKYO”ってこと?」と自身の名前を混ぜた名称でさらに質問すると、立希が東京は愛音のものじゃないとツッコミを入れる展開が面白かったです。また、海外から来ている来場者も多くて驚きました。
この時は声優が完全に登場キャラになりきっており、アニメの世界が目の前に存在しているような感動がありました。本当に最近の声優は、声の演技を超えた領域でも活躍していて凄いなと感じました。
この後もバンド演奏は続き、その中でも個人的に好きだったのが「影色舞」です。燈がくるくると回りながらパフォーマンスしたり、愛音と楽奈が激しいステップを踏みながらギター演奏する姿に圧倒されました。また、ペンライトで左右に振りながら盛り上がることができて爽快でした。
後半パート
人間になりたいうた
詩超絆
迷路日々
迷星叫
碧天伴走
後半戦では紗幕が上がり、両サイドのモニターに彼女たちの表情が映し出されるようになりました。紗幕がある時はモニターに変化がなかったので、「今回は使わないのかな?」と思っていましたが、肉眼でステージを確認できるようになったと同時に、モニターの映像でマイゴの演奏を近くで見れました。
ここではTVアニメの挿入歌が披露されました。最初は燈が「人間になりたいうた」を歌い、一人でスポットライトを浴びながら歌う姿はどこか切なくも、過去に囚われず前に進もうとする姿勢が伝わってきました。
この後は燈が朗読を始め、そこから徐々に他メンバーが加わっていきながら音の幅が広がっていきました。この光景は、TVアニメ10話で一度壊れてしまった絆が復活し、再びバンドとして動き出そうとする姿勢が素敵でした。
そして「詩超絆」が始まると、会場の盛り上がりはピークに達しました。燈がメンバーに心に秘められた想いを伝えるため、演奏中は客席に背を向けて感情を叫ぶように歌うシーンがあります。ここでは、あの名シーンがそのまま再現されており、当時の感動が蘇って涙が止まなくなるぐらい興奮が止まりませんでした。
続けて、TVアニメ12話挿入歌「迷路日々」と「迷星詩」が披露されました。どちらも爽快感のあるギターサウンドとテンポよいドラム演奏が相まったことで、ずっとノリノリで楽しめました。ちなみに、後者の曲は去年11月ベルーナドームで開催された「バンドリ Special☆LIVE Girls Band Party! 2020→2022」のOPアクトでも披露されました。アニメを見た後に聞くと、真っ直ぐな気持ちを貫く気持ちがこめられた歌詞が刺さるようになりました。
ベルーナドームは半屋外で開放感のある音になっていましたが、今回は室内なのでギターやドラムの音に包まれ、お腹に響くぐらいの迫力がありました。また、立希がサビの前にスティックをクルッと回してキメる姿もかっこよかったです。
燈が「次で最後の曲になります!」と告げると、「えーーー!?」といった声や2本のペンライトでバツを作る人が続出しました。そこで歌われたのが、TVアニメ7話挿入歌「碧天伴走」でした。燈がありのままの自分を解き放ち、疾走感溢れる演奏と共に心の叫びとして歌う姿に圧倒されました。
アンコール
栞
壱雫空
焚音打
区切りがつくと、「アンコール!」と言ったコールが会場中に響きわたりました。
アンコールが始まると、TVアニメのEDテーマ「栞」でスタートしました。燈の歌声とアコースティックギターのメロディと相まって、ノスタルジックな雰囲気になって聴き心地がよかったです。歌詞も素晴らしく、どれだけ生きづらくても自分を大切にしていこうというメッセージ性が最高でした。
また、立希は「カホン」という箱型の打楽器とシンバルで演奏していました。私は当初、ただ座っているだけかなと思っていましたが、途中から座りながら素手で楽器を叩いて演奏している姿を見て驚きました。
その後のMCでは5人が声優モードに切り替わり、今後のライブやCD・ブルーレイの最新情報が発表されました。こういったニュースはよくYouTubeなどでチェックしていますが、会場で知るとキャストやバンドリーマーのみんなと喜びを共有できるので、これが現地参加の醍醐味でもあると実感できました。
ライブはいよいよクライマックスに突入し、TVアニメのOPテーマ「壱雫空」が歌われました。ハイスピードのテンポと爽快感のあるバンド演奏で終始ノリノリになれました。さらに、会場が大歓声と熱気に包まれ、ボルテージが高まって盛り上がる光景を目の前で見れて幸せでした。
最後は「焚音打」が熱唱され、バンドリーマーの大歓声が響き渡ったまま大団円を迎えました。
流石に「春日影」は披露されませんでしたが、この曲を演奏してしまうとそよが怒ってしまうので、ライブでもアニメの要素が反映されていて感心しました。
さいごに
マイゴのバンド演奏を全身で感じられ、メンバー5人の熱い思いが伝わってきた最高のライブになっていました。
全体で2時間ぐらいありましたが、それが一瞬のようにさえ感じられるほどの短さでした。それでもこの小さな一瞬を大事に、心ゆくまで思い切り楽しむことができました。これからも、彼女たちを応援していきたいと思いが生まれるようなライブでもありました。
以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!次回もお楽しみに。
画像引用元
[1] https://bushiroad-music.com/artists/mygo
[2] https://dime.jp/genre/687037/