【2021年度版】全国高等学校ラグビーフットボール大会予選出場校調べ
年末に開催する全国高等学校ラグビーフットボール大会(通称、『花園』)。佳境を迎えているところが多くなってきました。
今年度の各都道府県の参加校数を調査しました。
調査方法としては、
各都道府県高体連専門部、ラグビー協会、また新聞記事から抽出しています。SNSによって、情報が得やすくなりました。
最終的には手作業なので、誤りがある可能性もあります。
今年度データに加えて、2019年度、2020年度についても参照データを掲載しています。
出場校数
今大会の出場校数は850校。そのうち、単独での参加は548校、合同編成に参加している学校は302校(83チーム)
前年度との比較は以下の通り
チーム単位としては全体の1割強、校数としては全体の1/3を超える数の学校が合同編成に参加しています。
ブロック別
都道府県単位ではなくブロック別で集計しました。
出場校数中に占める合同編成への参加率、ならびに高体連登録校数に占めるエントリー校数の割合が以下です。
合同参加率には大きな差があります。ただ、各地区での出場校数というものも一緒に見ていかなくてはわからない部分があります。合同編成が少ない、以前にエントリーしている学校が少ないということも現実にあります。
「3チーム以下」を設けたのは初戦が決勝になるチームがあるということを見つけるためでもあります。また、49-64チームに該当するのは東京都ですが、東京都は2ブロックなので実質的には17-32チームに含まれるということになります。
都道府県別参加校数
ということで、都道府県別の内訳です。
色々なことが影響している結果の参加校数減少でもありますが、合同チームというものの存在が大きくなっている部分もあるように感じます。この制度があるから出場できるチームがある。特に今年度は”KOBELCO”も昨年度に続いて中止になってしまっていますしね。
ただ、出場機会を求めるだけでなくその中で勝ちを目指そうという時にまた色々な課題も出てきます。このあたりは難しいところなんでしょうね。
当初無観客だった予選も大きな会場などでは有観客となるところも出てきています。そういう面とは別で、できるだけ早い段階からいい会場で試合できたらいいな、といつも思います。
泥だらけの青春、それも1つかもしれません。
でも、ね。