レフリーマイクと久しぶりのアフターマッチファンクション:リーグワン2022-2023ファイナル観戦記
予定が空いた土曜日。
リーグワンファイナルのワイルドナイツvsスピアーズを観戦に国立競技場へ。チケットは当日手配ですが、ちょうどいい席をとることができました。
完成してから初の国立。
天気もよくラグビー観戦日和でした。
試合は最後まで僅差で進んでいく攻防。
ファイナルならでは、の部分もあったと思いますが高いレベルでのせめぎ合い?ぶつかり合いも堪能できました。
スピアーズおめでとうございます!
スピアーズ、優勝おめでとうございます!
簡単な言葉では言えませんがハードワークの連続。
序盤に着実に点差を重ね、相手に流れが行きそうな場面でも主導権を渡さなかった。
着実に強化を重ねてきた中での悲願到達。
この記事からもここまでの積み重ねを感じます。
少し前の記事ですが、こちらも。
過去に遡った時にその足跡を感じられるものが残っている。
まさにここまでの積み重ね。
ワイルドナイツは少しらしくないなぁ、と思うところもありましたが、そのらしさを封じたのもまたプレッシャーや圧力があるからこそだったかもしれません。
それでも最後までワイルドナイツなら、、、と思わせるチーム。
外から見ている以上にタフな展開だったことは容易に想像できます。
なんて色々想像していたら記事の方にもありました。
レフリーの連携
今回は、レフリーマイクの音声を聴きながら観戦していました。
場内でも聴けるよう、このようなサービスを用意してくれていました。
テレビで見るメリットの1つに、解説とこの音声を聞けるというのもあります。会場に流れるわけではないので、プレーが遡って戻されたりすると会場では何が起きたのか、、とモヤモヤしたりします。
そういったことを解決できる貴重なサービス。
音声を聴いていると、互いに補完しながらコントロールしていることもわかります。そのことがより正確に判断する、見落としを減らすことにも貢献します。
反則からの再開も位置がこまかく訂正されていましたね。
正確に、そしていろいろな視点から発見できることもあり、プレーが随分と戻ることもあります。一度、トライと判定したように見えても遡って検証されることも。
この辺が観ている側にとってストレスになってしまうことも正直あります。
そんな時には、アメフトのイエローフラッグのようなシステムははいいかもしれない、なんて思いました。
「何かあったかも知れない」
ということが伝わるだけでも、観客の見やすさは改善されそうです。
イエローフラッグについてはこちらを参考に。
イエローフラッグは反則が起きた時に投げられるものですが、後で取り消しになることもあります。
そういう意味で、
今反則が起きた可能性があるということや、
これは検証必要だよ、
という時に何かのシグナルあってもいいですね。
観るラグビーが普及している中では、どのカテゴリでも何か疑惑(に感じてしまったときに)があった時に「TMO!!」なんて仕草をしてしまう選手も出てきてしまうわけですが。
そことは違った部分でも部活動レベルではいろいろな課題もあります。
それはまたの機会に。
アフターマッチファンクション?
会場では多くの方に会うことができました。
ラグビー見に行ってるんだからそうなんだけど、ラグビー関係者の方が沢山。特にスピアーズOBも何人かの方に会えました。
みんないい顔でした。
当時の選手がスタッフとして運営に携わっていたり、違う立場でラグビーに触れていることも多く、それも個人的に励みになります。
他にも高校、大学時代をサポートしていた当時の選手(いまなお選手も含)また、大学院の同級生、さらにそこから広がるご縁。初対面の方でもどこかに共通の知人がいる。
アフターマッチファンクションばりに食事しながら試合の話など。
その場でもまた偶然に遭遇したり。
こういう楽しみが試合に足を運ぶ理由にもなる。
チケット代にはその場の価値も含まれている、と考えられるといい。
リーグワンの戦いは幕を綴じましたが、他のカテゴリはまだまだ続きます。
やっぱり会場で気軽に見る時間取らないといけないですね。
サイドラインからはもっと色々なことも見えるけど、当然見えなくなるものもある。