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高校野球加盟人数調べ~軟式と硬式で明らかに違うこと~

高野連加盟校数と加盟人数、硬式での推移はこちら。今年度では昨年度に比べて10,000人近い減少が報告されました。

硬式と軟式での違い

高野連による加盟人数は硬式と軟式ではずいぶんと差があります。令和元年では143,867人に対して、軟式では8,214人。人数比で言うと硬式の方が17.5倍に達します。中学校までは多くが軟式だけど。。

1.加盟生徒数と継続率

軟式の方が高い継続率であることがわかります。ただ、硬式も年々増加していて、現在では90%近い継続率になっていますね。軟式は100%を超えている年もあります。単純な話ではないけど、各年の統計調査以降、翌年までの間に部員が増えているということ。

2.進級に伴う増減率

継続率だけけではよくわからないので、進級に伴う増減を調べてみました。

2年生の加盟数-前年度の1年生の加盟数 で増減数を算出し、それを1年時の加盟生徒数で割って増減率を算出しました。
*2年時で割るんじゃないですよね、、、、時々迷う。

あくまで見かけ上ですが、硬式では年を重ねるに従って部員数が増えないことを示しています。2年→3年では離脱する生徒の割合が小さくなりますね。

軟式では、平成4年以降ほぼ毎年1年→2年で増加していることが確認できました。ここにはどういう影響があるんだろう。
硬式では、3,000人~5,000人近くの生徒が1年→2年で離脱しています。

硬式から離れた生徒が軟式に再入部する

ということもよくあることなんでしょうかね。
学校数も400校ほどと4,000校近くなので、それが許される環境もかなり限られてしまいますが、そういうこともあるのかなと推測します。
ただ、2年→3年での離脱が多いので結果的に加盟人口の増加にはつながっていないのが現状です。

こういった、途中で入部する生徒が多い競技というのはほかにもあるのかな?ラグビーも競技を移って活躍する生徒の話も聞きますが、果たしてどうなんだろう。

これを知ったから何か、ということではないけど意外な発見ということで。

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小平健太郎
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。