noteピックアップ2021.2.15-2.21
3回目になりました。取り上げさせていただいている記事は私自身が読ませていただいたタイミングということで投稿日時とは異なることもあります。とくに気になった部分を引用させていただいています。
体重管理がうまくいかないのはストレスが原因かもしれない(mikiko@ニュージーランドのトレーナー)
人間として生きている以上、アップダウンが必ずあります。
それを無視してゴール設定をすると、新年の抱負に「毎日運動する」とか「スイーツ食べるのは一切やめる」みたいに白黒がついた目標になってしまいます。
分かりやすいけれど、これは現実的ではない。それだけではなく、実際には、こういった日々の体調やスケジュールに合わせないルールが、あなたのストレスを増やす原因になってしまいます。
トレーニングでもつい頑張らなければ、となりますが頑張る前にするべき準備は大事になります。トレーニングに使える時間は短く、そこの状態に影響を与えるのは残りの時間。
コンディショニングという観点で考えていけばそれぞれの要素は足し算というより掛け算。どれか1つが低いと面積や体積は小さくなる。場合によっては計算上、マイナスになります。そして頑張っているけれど成果が出ないから余計に悪化する。運動するための準備を整えてあげること、の前にその準備ができていないことに気付いてあげることは特に重要なんじゃないかと思います。
「声を出せ!」(ゴルゴ/岡村 恭介)
そもそもの「声」という表現が曖昧なので具体的にします。
様々な場面で出てしまうし、よく耳にもする言葉。指導者の頭の中にあるものが伝わっていないと意図した方向にも結び付きませんし、自分では表現しているようで伝わっていないものも沢山あるなと感じることも多いです。
練習メニューでの条件設定は、ただ制限するのではなく。
どういう行動を促したいのかから考えるのも面白いと感じます。
この辺はグラウンドでの実践と試行を重ねていきたい部分の一つです。
どういう行動を促したいか、そして相手は今どの段階なのか。それによっても変わってきますね。
大事なことをちゃんと大事にできる強さを持つために、変えなければいけないこと【ゆうこりん(スポーツ看護師)】
でも、そういう「緊急で、重要なこと」の次くらいに、「緊急ではないが、重要なこと」に積極的に時間を割く姿勢を自分で意識して持たない限り、「緊急性のないこと」は、個人的には重要だという認識があっても永遠に後回しになっていくことがわかった。
これは自分でも感じることが多いです。仕事に関わる案件は締切や期限によって行動が強化される。まさに「締め切りが作品をつくる」。これでスイッチが明確に入るのがわかる。でもまさに上記のようなことはどうにかしないと後回しになっていく。そのストレスも疲れるが、ある時にふっと意識からも消える。そしてどこかで強烈なしっぺ返しを食らう。
記事の中でも紹介されている、大前研一さんの「人間が変わる3つの方法」。時間配分は今のこの状況や最近の早朝出動がプラスにもなっているかなと思う。また慌ただしくなるだろう春以降にも持続できるようにする準備をしておきたいですね。
【News Release】 「#他競技から学ぼう 」 活動スタート!!(二ノ丸友幸 / Ninomaru Tomoyuki /人材育成プロデューサー・コーチエデュケーター・プロラグビーコーチ)
競技やカテゴリで偏ってしまうことが多いですが、こういった機会で気付けることは沢山あります。「○○を知っている」はともすると非常に狭い、固定観念であることもあります。他競技からの視点は大事ですし、それによって自分が関わっている競技にも新たな発見があります。
【ゴール】
#他競技から学ぼう が各方面で浸透し、
我々の活動が不要になる。
何よりこのゴールが素晴らしいなと思いました。clubhouseなどでも積極的に発信されている二ノ丸さん、そして益子直美さん。お2人のもつお力も借りつつ、私自身の周りでもどんどんやっていきたいですね。
チームで練習しすぎると下手になる(Daisuke Kubota / あしたのために)
コーチの指示のもとに動く練習では、何らかの制約が必ずある。だから体だけでなく、必ず心が疲れる。もちろん名コーチは選手に心の疲労を感じさせずに乗らせてやれることもできるだろうけれど、それでも、必ず何らかの心の疲労は伴うもの。
心が疲れるって、体が疲れる以上に厄介だしとっても疲弊しますよ。だからその意味で言えば、僕は「チーム練習だけでは、自分の本当の全力を出すことはできない」と思ってます。もっと言えば、全力出させちゃダメだとも思ってる。余白は残しておきたい。もっとやりたい、という気持ちを持って帰らせたい。
チーム練習も自主練習もどちらも大事でそれぞれに得意/不得意があります。どちらかというとチーム練習>自主練習で、チームの余った時間に自主練習という位置づけのところは残念ながらあります。トレーニングをしっかりやらせたいという時にもここに陥ってしまうことがあります。もちろんチームだからできることも沢山ありますが、それだけではやはり限界がくる。期間が決まっているとどうしてもその枠に間に合わせるような策をとってしまうこともあります。その方が一定の成果を得やすいから。ただ、そこで頭打ちになってしまっていることもあるしそれが怪我につながっていくこともあります。
記事の最後にある、
もういい加減、いろんな大人が変わる番なんです。
という言葉はまさしくそうだと思います。
あとがき
毎回色々な示唆をいただいています。もちろんいつも読んでいるけれど、選ぶという作業が入ってくるのはやはり違います。クリエイターの方の想いをどのくらい理解できているか、、、まだまだ力不足かなと思いますが、その時の自分に留まったものを大事にしていきたいと考えています。