2021年度TIDユースキャンプ(Bigman&Fastman Camp)参加選手体格
日本ラグビー協会が行ったTIDキャンプ5回目はBigman&Fastman Camp
Bigman&Fastman Campは、体格や身体能力に優れた高校生世代の選手に焦点を当て、有能なタレントを確実に優秀なタレントへ育成することを狙いとして実施するものです。(https://www.rugby-japan.jp/news/50952より引用)
参加には自薦・他薦ありますが、自薦基準としては
■自薦資格:
高校1・2年生の男子で、身長190㎝以上、体重120㎏以上、立ち幅跳び280㎝以上のいずれかに準ずる(近似値も可)。
になります。
今回の参加者はこちら↓
他薦もあり、全員がサイズだけで決まらないかもしれませんが、純粋に体格基準をクリアしているのは
身長:13名 / 体重:23名 両基準クリア:1名
近似値まで想定してみます。データを眺めている感じだと身長185cm/体重110kgくらいまで、かな、、、?これは私個人の推測です。ここまで基準を広げると
身長:36名 / 体重:34名 両基準クリア:10名
以上のようになりました。体格基準はやはりFWDの選手が関連大きいですね。
ポジション別体格
ポジション別の体格です。比較対象として適切かどうかはわかりませんが、第4回のTIDキャンプ(高校日本代表候補)と比べてみます。
FWD
BKS
こうやって比べてみると傾向が大きく分かれますね。FWDは体重基準もあるのでその面では上回っていますが、身長が必ずしも高いかというかそこまでは至らないようです。既に高校日本代表候補に入る選手が大きいというのもありますが。
BKSではおそらく瞬発力・スピードに優れた選手が参加していて、その上で戦っていくための体重(筋量)が必要になってくる。
どちらもスキル面は当然求められることになります。この選手たちが1年後・2年後どうなっているか楽しみでもありますね。
昨年度のデータと比べると2年続けて参加している選手もいます。1年生→2年生となって登録ポジションが変わった選手もいます。そして1年生時に体重がかなり重かった選手の体重が10kg以上減少しているなんてケースもありますね。
昨年度のデータ(リンク)
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。