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デンマークのアスリート教育、アスリートキャリア、メンタルコーチングから考える
合同会社All Day Sportsさんによるセミナーに参加
デンマークでのアスリート教育の内容や、国内でのアスリートのキャリア支援、メンタルコーチの方の取り組みなど3時間。
デンマークにおけるアスリート教育
ニールセン北村朋子さんによる、デンマークでのアスリート教育についてのお話。
国の規模としては小さいデンマークから輩出されるトップアスリート、また世界競合レベルの代表チーム。
そこではプロアマ問わずに統一されたコンセプトがあるようです。
スポーツに関わる法律があるというのも大きいですね。
文部科学省による、各国のスポーツ振興政策にも記載されていました。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/08/03/1309352_012.pdf
"HUSET"などタレント育成のコンセプトや、どこまでを対象とするか。
選手やコーチだけじゃなく家族や恋人、そういった方達までを含めた環境の整備に取り組んでいるところ。
あまり知らなかったけど、デンマークはこういう国のようです。
アスリートのキャリア支援
株式会社アーシャルデザイン 代表取締役社長の小園翔太さんから。
アスリートエージェントを運営されている会社。
個人スポーツとチームスポーツに関わっている選手の特性や、トップアスリートとトップビジネスマンにおける調査比較から見えてきているもの。
意外なような項目もあるけど、実際にチームスポーツに関わっていると納得できる項目もありました。
メンタルコーチング
一般社団法人フィールド・フロー代表の柘植陽一郎さんから。
実際の取り組み事例などでタイムラインをつくったり、歩いたりしている様子はとても面白い。体や行動が教えてくれる、という部分、納得できることも多いですね。
ティーチングとコーチングの使い分け、他者を巻き込んだ自分会議。やはり環境の整備、と信頼関係の構築ということになるんでしょうか。普段から意識しているところでもあるけど、相手を動かす仕掛け、参考になること沢山ありました。
多くの知見があり、そして体系的に整備されている内容だったこともあって、皆さんの関心も高かったように思います。
だけど、挙げられている内容(特にデンマークの取り組み)が日本にないかって言ったらそういうことではないと思うんです。
日本だって色々な取り組みをしている。それでも、そういったものが体系化や可視化されていない段階で、色々なところに散らばっているということも感じます。
そして、日本の課題として挙げられていることに直接・間接問わず自分たちも関わってきているわけなので、「日本にはこういうのないですよねぇ」と他人事のように捉えていてはいかんとも強く感じたのです。
最後のパネル・ディスカッションでは菊野克紀さんも加わって、アスリートや格闘家に対する周りからの目線やデュアルキャリアに対する考え方、そういったことが話題に挙がっていました。
終わった後には知人と、会の振り返り。
この時間にもアイディアが色々出てくるので楽しいし、大事です。
開催されたコワーキングスペースも開放的な場所で様々なミーティングが行われていました。そこも興味深い。
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