今週のnoteピックアップ:2021.2.8-14
2月2週目で目に留まった記事のピックアップです。是非直接記事を読んでいただきたいです!そのためにはもっと文章が上手く書けないと、、、なんですが。
・スポーツをみんなのもとに返そう
(TWOLAPS Track Club)
僕らが絶対的な価値として信じてきたオリンピックの開催の是非が問われている状態で、悩みや葛藤があることは当然のことだろう。僕らはあるべきモヤモヤをもっと表現していくべきではないだろうか。多くの人に応援をしてもらってオリンピックを開催してもらいたいと心から願っていることを伝えていくべきじゃないだろうか。応援されることなく開催されるオリンピックはもはやオリンピックではないだろう。
「アスリートファースト」という言葉が都合よく使われ、「スポーツ」の名の下に国民の日常が奪われることを、アスリートは、スポーツは望んでいるのだろうか。
TWOLAPS TC 代表 兼 ヘッドコーチの横田真人さんによる記事です。オリンピックの開催に関連しての報じ方に対しての率直な気持ちを伺うことができます。タイトルに率直に惹かれたのは似たように感じられた部分もあるのかなと思います。
・コロナで通訳の仕事が激減したによって見えた新しい自分の可能性(佐々木真理絵)
この記事で言いたかった事
自分が不得意だと思ってる事は実はただの勘違いだったりする
通訳として活動されている佐々木真理絵さん。この状況下で通訳の仕事が減ってしまった中、新たにハマったこと(記事での表現)について書かれています。スタンプ、いいですね。トレーナースタンプ、なかなか見ないので購入しました。
・「スポーツをつくる授業」は2つの考え方を身につけられる(世界ゆるスポーツ協会)
つまり、「誰がプレーしても面白い。僕らはどんな競技を作っても面白くできる」ということを担保できないのであればコンテンツとしては用途が限られてきます。その際に行ったのが面白さの言語化なのです。
講義の中で扱わせていただくこともある、ゆるスポーツ。スポーツ弱者を生まないという理念、とても共感できます。スポーツを楽しむ秘訣に安心して笑い、笑われるということはあると思うんですね。笑うというか笑顔、かな。ゆるスポーツを考案し、つくっていく作業過程で、クリエイティブ・シンキングと、ロジカル・シンキングの両方を育てられるということにも言及されている記事です。クリエイティブはつい才能と思ってしまいがちですが、そうではないということも述べられています。
・コーチとして負けた選手にどう声をかけるか?(Coach Saki)
“指導者としての質というか、品格というか、そういった目に見えないものというのは選手が負けた時にわかるのでないか?人間は追い込まれた時にその本性がわかるというが、人間の本性は相手が困っている時・落ち込んでいる時・追い込まれた時にもわかるのではないだろうか?”
競技スポーツに接していると必ず立ち会うことになる場面。Coach Saki さんの苦い経験をご紹介いただきながら、ふるまいについて述べられています。引用させていただいたように、自分自身だけではなく相手が困っているときにどうふるまっているか。改めて考えてみる機会になりました。
・ゲーム中心の練習とは何か?(Rugby Coaching)
“上記のスキルを練習で獲得していくためにも、コーチは学習環境を整えていく必要があります。学習環境を整えていくためには、修正されたゲーム・課題が誇張されたゲームを通じて練習を行うことが重要になります。”
課題が誇張されたゲーム、これはトレーニングなどでも類似することはあるんじゃないかと思います。特異性といったことを考えるならば試合での課題解決の1つとしてトレーニングの強化ということも出てきますが、試合で必要な要素を試合のレベルで、ではなくその要素に絞って試合よりも高い負荷を用いることで運用度合いを上げていけるものもあります(負荷は単純な重量などだけではなく)。以前にあるコーチが「練習では大袈裟に!」とおっしゃっていたのを思い出しました。この言葉も大変印象的だった。それもそこでの完結ではなく、ゲームの中で発揮できる場面を設定していかないと繋がりにくいところは必要になりますね。
その要素をゲームと別なところでやるのではなく、ゲームの要素をコントロールして行う。これまでに出会ったコーチの中でも状況設定をうまく用いて実施されている方もいらっしゃるなぁと思いました(追記)。
あとがき
色々目を通していくと5本に絞るのが難しい時もあります。それでもそこで何を選ぶか、どう感じたかなどを添えていかないとただ楽な作業(リンクを貼るだけ)になってしまいます。今後5本じゃなくなるかもしれませんが、この形式は今後も続けていきたいと思います。と打ってたら日付が変わってしまった。。