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まもなく花園予選、、、

高校ラグビーは関東近辺でもそろそろ正月の「花園」に向けた予選が始まります。ラグビーは冬のスポーツと言われるけど、冬までやれるのはごくわずか。多くが残暑、殆どが秋で区切り。
チームによって取り組んできたものに違いはあるけど、多くの時間をかけてきたことは確か。あとはそれを発揮することに注力してほしい。

もちろん相手あっての勝負。相手のキーマンとか戦術とかいろいろ気になる。だけど、どんなに分析して対策を練っても最後は自分たちの体が動かなければうまくいかない。
そして相手も自分たちを分析しているかもしれない。そうなったら弱点を突いてくるわけだから、結局は自分たちがレベルアップすることに帰結する。

当日は雨かもしれないし、暑いかもしれない。天気はコントロールできないけど、天気を予想したシミュレーションはできる。

「ここまで来たら後は気力、気合」
というのはあくまで最後。準備した人の言う言葉。すっからかんでノープランで使う言葉じゃない

と思う。そして

あまり細かいこと決めるより、その場で対応しながらやりたいんだよね

というのは、そう言ってても具体的イメージがちゃんとできているか、計画が立てられないのをごまかしているか。1人ならそれでもいいかもしれないけど、個人のその考えはチームでも知っておいた方がいい。

少なくとも残りの期間で「これだけやったんだから」という想いを携えてグラウンドに立ってほしいなと思います。

そのスイッチをサポートするためには「絶対勝つぞ、優勝するぞ!!」といった方がいい相手もいるし、「1つずつやっていければ結果はついてくるから」の方がいい相手もいる。だから、こういう言葉は正解かどうか外からわかるもんじゃなくて、接していて初めて言える言葉。

そして、関わる人みんなが同じことを言っていてもうまくいかないケースもあるので、それぞれの言葉で感じたことを伝えて受け取ってもらうことになるんだろうとも思うのです。

トレーニングも、いい結果を残した代は最後まで目の前のやることをやっていた印象がある。もちろん、それで結果が出なかった代もあるけど、やらないで上位に行った代は無いなぁという印象はありますね。


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小平健太郎
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。