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Bigman&Fastman Camp参加選手2020.0822-0823(ラグビー)
日本ラグビー協会では体格や身体能力に着目したキャンプを行っています。
Bigman&Fastman Campは、体格や身体能力に優れた高校生世代の選手に焦点を当て、有能なタレントを確実に優秀なタレントへ育成することを狙いとして実施するものです。(HP、下記リンクより抜粋)
選出基準
身長190㎝以上・体重115kg以上・立ち幅跳び280cm以上のいずれかに準ずること。自薦・他薦
大きい人、そして速い人(跳べる人)。
該当するすべての選手がこの合宿に参加できているわけではないかもしれませんが、今回この合宿に参加する選手のデータに着目してみました。
基準に準ずるということなので、完全にこの値で切っているわけではないかもしれませんが、それがどのラインかわからないので純粋に身長・体重の基準で分けてみました。身長でクリアしているのは10名、体重では31名。上のグラフの通り、両方を超えているのは1名。
基準をクリアしている選手の体格は以下の通り
【身長基準を満たした選手】
191.8cm / 96.9kg / BMI26.3
【体重基準を満たした選手】
178.6cm / 120.4kg /BMI 37.8
枠線で囲まれていない選手の中で、立ち幅跳びの基準を満たした選手の体格はちょっと気になりますね。相対的に小柄な選手がそうであろうことはわかりますが、大きな選手で跳べた選手はどこまでなのか、、。180cm/90kgくらいの選手であれば、体格だけでは合格しにくいと思いますが、逆に立幅跳びでそれだけの記録を残しているというのも興味が湧きます。
ポジション別検証
エントリーした選手をポジション別で分けてみました。まだ専門化しているわけではない選手もいると思いますし、複数ポジション記載されている場合にはそれぞれのポジションに割り振っています。全部で80名ということになっていますが、以下のデータではそれよりも多くなっています。
ポジションによって人数のバラつきもあります。それによって平均値も個人の要因がかなりおおきくなってしまうので、あまり正確とは言えないかもしれません。それでも今回の基準が特にどのポジションへの繋がりが高いかということは見て取れますし、何より大事な素質でもあるため今後どうなっていくか楽しみでもあります。
2019年度高校日本代表
昨年度の高校日本代表の体格データはこちら。
体格も大きな要素となるラグビー。技術面だけでなくこういう面からのアプローチも継続していってほしいですね。そして、体格データだけでなく体組成や測定データなどもアクセスできるようにしてもらえたら、それだけで意欲が高まる選手やチームもあるのではないかなと思いますね。
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