【令和5年度追加】高校ラグビー人口推移
高体連から毎年公表されている登録校数・人数データからラグビーについてまとめました。記録が残っている平成15年度からの推移です。
関わっている身としては普段の活動で感じていることを突き付けられるデータでもあり、正直なところ苦しさもありますが、そういっているだけでは進めない。
特に「見るスポーツ」としてのラグビーは以前よりも広まっているようにも感じます。これは日本代表の強化がもたらしてくれているものでもあります。では、「する」については、、、。
全体推移
高校生人口の減少ということも一要因ではあるかもしれません。
しかしながら、毎年減少傾向にあります。
今年度のデータでは862校、17,304名。
平成15年度から比較すると校数は68.9%、人数では56.9%となりました。
合計値から算出してみると、令和5年度は1校あたりの人数は20.1名。
ただ、実際には地域や学校によっても大きな差があります。
地域別(ブロック別)推移
地域ごとの比較です。
北海道、東北、関東、北信越、東海
近畿、中国、四国、九州
都道府県別推移
各都道府県ごとの推移です。
北海道、青森、岩手
宮城、秋田、山形、福島
茨城、栃木、群馬、埼玉
千葉、東京、神奈川、山梨
新潟、富山、石川、福井、長野
岐阜、静岡、愛知、三重
滋賀、京都、大阪
兵庫、奈良、和歌山
鳥取、島根、岡山、広島、山口
徳島、香川、愛媛、高知
福岡、佐賀、長崎、熊本
大分、宮崎、鹿児島、沖縄
合同チーム
1校あたりの平均部員数で考えてみても、競技の成立において合同編成は不可欠なものになっています。
現在行われている花園予選。
昨年度の花園予選での合同編成数などはこちら
参考記事【2022年度】第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会予選出場チーム調べ
参考:2022年度合同チーム・合同参加校数(全国大会予選)
サポートしているチームでも直面している課題の1つがこちら。
参考記事:「もっと練習相手がいて欲しい」
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。