「ワールドカップ効果」を期待せずにはいられない~高校生ラガーマンを取り巻く現状~
ラグビーワールドカップ2019に沸いた1ヶ月半、約2ヶ月。
この躍進によってラグビーというスポーツを取り巻く環境の変化を期待している1人でもあります。
特に、高校ラグビー。平成年代後半からの15年間でも競技人口はずいぶん変化しています。
参考サイト:公益財団法人全国高等学校体育連盟-加盟登録状況
登録校数は1,000校を切り、そして今登録人数が20,000人も危ういものとなっています。
この15年間での減少程度は
競技人口:65%。学校数:77%
これが今の高校ラグビーの現状です。
このような現状の中ではやはりワールドカップ効果に期待してしまうのです。前回2015年度(平成27年度)☞2016年度(平成28年度)では500人の増加でしたが、それ以降はずっと減少。特に昨年度から今年度では競技人口減少程度もこれまでより大きなものとなっていました。
もちろん、高校生人口の変動なども一因ではあります。
他の競技では、、とか色々なことを検討する必要がありますが、ラグビーにだけ肩入れして考えると、、、やはりどうにか。。。
これまでのワールドカップ後にはそのようなことを期待する雰囲気でもなかったので、そういう意味でもこれまでとは1つ変わっているのかもしれません。同じ競技で比較しているとこのようなことが言えますけど他競技よりまだまだ勝っている部分もありますから。
【参考データ】
地域別(平成15年~令和元年)
都道府県別推移(平成15年~令和元年)
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読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。