2022.1.3更新【第101回】全国高等学校ラグビーフットボール大会データ調べ③戦績別の体格、スクラムやBKSの体重差と点差
花園はベスト8の戦いが終わりました。4試合どれも高いレベルの試合で観ていて離れられなくなってしまいました。
今回はこれまでの戦績別での体格をまとめました。前回のデータからの更新版もあります。
【今回のデータ】
・公式記録からみる戦績別体格データ(先発選手)
・別冊付録からの体格データ(前回からベスト8進出レベルを追加)
・スクラムやBKSでの体重差と点差
①公式記録からみる戦績と体格データ
登録データは事前に提出されるものなので、試合当日出場選手の体格を公式記録から算出しています。実際のデータ、ということになりますね。
1回戦
2回戦
3回戦
②ラグビーマガジン付録データから
前回からの更新版です。
戦績の「4」はベスト8を指しています。ベスト8から先で勝敗を分けると平均を算出するにはサンプル数が少ないため、この調べはここまでです。
チーム全体
FWD
BKS
ポジション別(1-3)
ポジション別(4,5)
ポジション別(6-8)
ポジション別(9,10)
ポジション別(11-14)
ポジション別(15、リザーブ)
今回は一層、データの羅列となりましたが、やはり上位進出チームには体格の裏付けがある事も確認できます。平均体重で大きいから必ずしも上位に行けるわけではない、ただ、上位にいるチームはやはり体格が大きい。
③スクラムの体重差、BKSの体重差と点差
で、実際に試合で対峙している中でどのくらい体重差があるのか、そしてそれがスコアと関連があるのか。1-3回戦で確認してみました。
全て勝利チーム基準になっています。
1回戦
2回戦
3回戦
こうやってみると、、、これといったことは言えないですね。
100kg差は1人あたりで12kgちょっと。
もちろん体組成も筋力も技術もわからないので、実際にどうなのか。その辺はなかなか公開されないところですが。
それぞれ、グラフにしてみました。
次回
今回の花園調べ、もう1回でラストになります。次は大会が終わってからになるかなと思いますが、出場時間などを見てみようと思います(準備中です)。
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。