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【検証】運動部活動調査(平成30年度)-7:高体連登録校数、登録人数

高体連に加盟している競技は33競技。平成15年度以降の加盟状況調査が公開されています。それ以前にも調査はされていたようですが、公開できる状態ではないということです。
平成21年度から集計方法が変更になったものもありますが、記録が残っている15年間で加盟競技の登録校・登録人数がどれだけ変わったのかを遡って調査してみました。5年単位なので、その間の変動はもちろんあるでしょうけど全体傾向として。

全体としては、

表、修正しました(2018/11/7)

男子は約2,300人、女子では約29,000人の減少。合計で約33,000人の減少。男子は平成20年に大きく減っているけど、以降増加傾向にあります。
女子はどんどん低下していますね。

男子:登録校数が減っている☞する場所が減っている
女子:登録校数は大きく変わっていない☞する人が減っている

男女ではこのような違いがありますね。
平成21年から全日制+定時制、通信制を合算したことが特に校数に影響していると考えられます。ただ、全体として人数比では高くないのかなとも思うので、人数はそれに連動していないのかな。

競技別加盟校・加盟人数

中等教育学校も含めて高校学校は全国で約5000校
男子校や女子校もあることを考えると、加盟校数が上位の競技は殆どの学校にあるということですよね。
もちろん加盟人数も大事。だけど、少なくても学校にいればその競技に他の生徒が触れる機会も出てくる。ラグビーは1000校になってしまった。。

加盟校数・加盟人数の増減(平成15年-平成30年)

1.男子

加盟校数:増加11競技、減少19競技
加盟人数:増加14競技、減少18競技

2.女子

加盟校数:増加10競技、減少17競技
加盟人数:増加11競技、減少16競技

競技人数との比較になるので、一概にその程度は絶対量では測れませんが単純にどれだけの人数や学校数が変化したかというところで。

これを見ていくと、生徒数も減っているんだからしょうがないよと言えるわけではないですよね。実際に増加している競技もあるわけですから。

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小平健太郎
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。