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防弾チョッキを防衛装備品?一本のネジから考えたい。


  2022年3月6日現在、ウクライナはロシアの激しい侵略にあい、国家の存亡がかかっている大変な目に遭っている。僕は、寒さが戻りつつある名古屋の青空のもと、在日ウクライナ協会主催の反戦デモに参加した。
  今回のデモのコールは、ストッププーチンやロシア軍退去のコールがあっても、ロシア人全体が悪いというような、コールはなくヘイト的なコールはなく平和的なデモであったことを記念しておきたい。
  
  さて、日本の国会の中で、政府は
「防弾チョッキなど防衛装備品をウクライナに送る。」
と、決定したようだ。
  この決定は、かなり問題があると思う。

  一つは、防弾チョッキが民生利用されても、日本国内で防衛装備品と規定してしまったため、日本のリベラル政党は反対せざるをおえなくなったことだ。
  そして、日本のリベラル政党もその立場的から反対せざるを得なくなったのだが、日本国が送った防弾チョッキの全てが軍事利用されるのだろうか?リベラル側はきちんと調べ上げて国会や記者会見では反対の根拠として挙げなければいけないだろう。
   

   僕は、クリスチャンの集会で、
「働くこと、愛すること」
というテーマの集会に参加したことがある。その中で、「ねじを作る人は、その人が知らずして、そして願わずして軍需産業に加担する可能性があるよね。」という発言があったのを覚えている。      
    然るに、ねじ一本が軍事利用に加担するようにマスクだって鉛筆だって加担する可能性がある。逆に防弾チョッキであっても、軍事利用される可能性があり民生転用される可能性もある。
  それらの相反する考えを参考にしながら今回は侵略された国へ送るといういわば、国際法に基づき決断するわけだ。そのリベラル政党でも侵略した国に対しては国際法を論拠とした声明発表をしている。
   色々と非常に難しい判断であるが、反対する政党はとかく、労働者の味方であることを主張する。よって、記者会見でもそうした
職業倫理そして生活者目線
から反対意見を述べてほしい。

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