2022年6月19日日本長老教会志賀キリスト教会説教メモ
聖書箇所 新約聖書 第IIコリントへの手紙 5 章 17 節~20 節
5:17 ですから、だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく 造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しく なりました。
5:18 これらのことはすべて、神から出ています。神は、キリストに よって私たちをご自分と和解させ、また、和解の務めを私たちに 与えてくださいました。
5:19 すなわち、神はキリストにあって、この世をご自分と和解させ、 背きの責任を人々に負わせず、和解のことばを私たちに委ねられ ました。
5:20 こういうわけで、神が私たちを通して勧めておられるのですから、 私たちはキリストに代わる使節なのです。私たちはキリストに 代わって願います。神と和解させていただきなさい。
→母の日と比べて父の日の印象が薄いが、今一度父の日を覚えておきたい。
「父の日」~感謝の心を大切に~
1910 年アメリカ・ワシントン州に住んでいた、J.B.ドット夫人が、 教会の牧師にお願いして、亡き父の誕生月である 6 月に記念礼拝をして もらったのがきっかけだったと言われています。ドット夫人が幼い頃、 南北戦争が勃発。お父さんも戦争に召集され、子ども 6 人は母親が育て ていました。
お父さんが戦争から戻ってまもなく、お母さんは過労がもとで病死。 以来、父親が男手ひとつで 6 人を育てたそうです。南北戦争後の大変な 時代に、子どものために一生懸命に働き続けた、父親に彼女は「父の日」 を提唱することで、父の愛に感謝したいと思ったそうです。私たちも、 聖書にありますように、感謝の心を忘れないようにしたいと思います。(「父の日の由来」より抜粋)
→大切な人との関係に傷が入っていると、外形的にはれやかであっても心の中では穏やかではない。旧約聖書にあるヨセフの姿の例示。兄達に殺されそうになる辛さ。神様に導かれ奴隷からエジプトの首相になる。神様が共におられる幸いを聖書は述べる。
そして、神様の取り扱いがある。ヨセフが本当に解決すべき問題を解決しなければ心に平安がない。
和解の問題
を、どうすれば良いか、、、、。
私達も和解の問題を解決しなければいけない。
最初にすべきものは神様との和解。
神様との和解があってこそ、さまざまな問題の和解が成り立つ。
キリストの福音は和解の福音である。そして、和解の務めを神様から与えられる。
聖書は、キリストの十字架によって和解の象徴とされた。
※間違えていけないのは、神様が私達に怒っているわけではない。
→キリストの和解は、私と私の周りの人だけでなく、自分自身とも和解させる事に注目したい。
→そして、神様から与えられた和解の務めを果たす事ができると、聖書は伝える。
→聖書は自己中心を否定する。誰かを変えてくださいだけでなく、自分自身を変える必要がある。