いわゆる「四大死刑冤罪事件」の1つ、島田事件で、1989年に再審で無罪判決を受けた赤堀政夫さんが昨日(22日)午後に亡くなったことが各メディアで報道された。
実はこの赤堀さんも、林眞須美さんがまだ世間的に和歌山カレー事件で真っ黒なイメージだった2008年3月20日、和歌山市民会館で行われていた林さんの支援集会に参加し、参加者たちの前で「林眞須美さんは無実です」と訴えていた(※タイトル上の画像は、その時に私が撮影したもの)。
正確に言えば、赤堀さんの介護者だった大野萌子さんという女性が林さんを冤罪だと見抜き、赤堀さんは集会の場で大野さんが「林眞須美さんは無実です」と書いた文章を朗読していたというのが実際だ。ただ、赤堀さんが公の場で「林眞須美さんは無実です」と訴えていたのは紛れもない事実だ。そして、その場には、和歌山や大阪に本社や支社がある新聞、テレビの多くが取材に来ていた。
しかし、赤堀さんのご逝去を受け、メディアでは、赤堀さんが生前、袴田巌さんの支援活動に携わっていたことは報道されている一方、林眞須美さんの支援集会でそのような発言をしていたことを伝える報道は見受けられない。そこで、その赤堀さんの発言をこの場で紹介しておきたい。
・・・・・・・以下、赤堀さんの発言・・・・・・・
※実際は、介護者の大野萌子さんが書いた文章の朗読です。
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