歌ってみたMIXのテクニック01:僕のオケの下準備
かわいいよ、テイラー、かわいいよ
最近、Grammy 賞を獲得した人気アーティストのオムニバス、「GRAMMY Awards Nominees」を 2013 〜 2016 を一気買いしたことにより、僕は Taylor Swift にすっかり夢中です。
(ちょっと乗り遅れてる感あるけど)
もちろん、最新アルバムもゲット。
こんな気持になったのは、Chvrches の Lauren Mayberry ちゃん以来!!
(だいぶ最近の話じゃ!!!!)
ガンガンにEDMじゃないところも嬉しい所。
現代的な楽曲構成の中に、ちゃ~んとアンプラグド的要素もあって、本当に聴きやすいです。
彼女はカントリー畑出身だそうで。その、エッセンスのせいなのかな?
「歌ってみた」のミックス実施
めちゃめちゃ、話は飛ぶけども!
前回報告したとおり。
最近は「歌ってみた」というジャンルのミックスを実施中。
歌ってみたが良くわからない方は、グーグル先生に聞くか、僕の前回の note を参照下さい!
しかし、当然のことながら、、、
ぽっとでの僕に誰も依頼してくれるはずもなく
「見つけたものを片っ端からやっていく」という強固なスタイルで推し進め;
今年から始めて、22件程度実施しました。
今日1月25日。(安い・早い・う、上手い?)
「公開予定ではない音源をぶんどってMIX」
「所在不明の音源をMIX」
「無理やりMIXして、その後、音信不通」等など
22件実施しても公開に至ったのは、3件。うち1件はリンク切れw
だけども、だけど(よしお)
下手の横好きでも、20件も実施すると少しはノウハウ貯まるよね!
今日はオケに対する、基本的な下準備の方法を公開します。
内容はDAW中級者以上になるかな?
僕なりの「オケの準備」ですよ!
僕なりの!!!!!
それでもよければ続きをどうぞ!!!
オケのBPMの把握
タップ等を使って、今の曲のBPMがいくつなのか、絶対に計ります。
なぜかって??理由はその内公開します。
もし、有料動画に含めちゃったらごめんなさいね。てへぺろ。
もし、音源がこもっているように聞こえたら
250/500 Hz を少し広めにカットします。
ほんのちょっとだけですよ!!
もし、音源がギシギシ・キンキンしているように聞こえたら
歌ってみたは、ボーカロイドの曲が多いです。
なので、作曲者もアマチュアという場合がほとんど。
たまには、高音がギシアン・ギシアンする音源もあるよね。
過度にマキシマイズされている場合とかね。
そういう時は、3/7kHzをちょっとだけカット。
ほんのちょっとだけですよ!!!!!
キーチェンジ(マイナス)されている場合
マイナス側にピッチシフトされると、低音側に再生しきれない音源が流れ込んでくる。
家庭用の再生機器で、20 〜 30 Hz帯を正確に再生されることは殆ど無いので、25〜30Hzあたりから削っちゃいます。
キーチェンジ(プラス)されている場合
さっきの逆だね。
無駄な高周波は聞き手に疲労感を与えることになる。
これも家庭用の再生機器で再生できない所は削っちゃいましょう。
13〜15kHzから削っちゃいましょう。
オケ音源にリズム感がなく平坦な感じがする
ちょっと、リズムやノリが悪い音源を引いてしまった場合です。
パーカッシブな音(スネアや打楽器の音)を強調。
1.2 kHz をちょっとだけブースト。
画像は用意できませんでした!!ごめんなさい!!
中域から高域にかけて音痩せしている
オケのファイルフォーマットがWAV 48kHz/24bit は、まずありえませんw
MP3フォーマットがほとんど。
MP3のエンコード・デコードを繰り返すと、どうしても音痩せしちゃいます。
また、ピッチシフト(マイナス)すると、高域はどうしても中域にシフトしてくるので、音抜けが悪くなりますよね。
その時は、軽いサーチュレーションをかけましょう!
サーチュレーションとは歪のことです!
サーチュレーションをかけると、音源が一時的に蘇ります。
サーチュレーションとは、音源のRedBull。
そう、「翼をさずける」なのですw
フリーのサーチュレーションプラグイン
フリーのプラグインだとこんなのがあるみたいですね!
僕は protools に標準で付属しているやつを使ってます。
これを、AUXトラックにインサート!
これを、AUXトラックにインサートします。
そして、AUXトラックの歪を全開にして、そこにいい感じになるまでオケの音源を流しこみます。
重要なので要点をもう一度。
・AUXトラックにインサート
・歪は全開
・オケをちょっとだけAUXトラックに流す
これはドーピングと同じなのでw
聞いてみてAUXに送る必要がない場合、絶対に適用しては行けません。
AUXへ送りすぎたら絶対あきまへん。
あと、オケのトラックにインサートしてもダメです。
なぜ直接インサートしてはダメかって??
そのうち書くよ。有料動画に(略)。てへぺろ。
全体的に音が細い場合
これは、ギシアンの逆バージョン。
サーチュレーションを少し足しても音源がまだ細い場合。
「なんか、ボディ感が全然なくて聞いてる感じがない」と言う時。
ピッチシフト(プラス)すると、当然の事ながらボディ感はなくなります。
こういう場合は、深めのコンプレッサーで対処。
これも、もちろんAUXトラックにインサート。
オケに直接、深めのコンプレッサーかけちゃだめよw
いい感じなるまで、オケの音をAUXトラックに流し込みます。
なぜAUX(略)そのう(略)。有(略)。てへぺろ
※ごめんなさい、図が少し間違っているんですが、AUX01とAUX02にそれぞれ、オケのトラックの音を流し込みます。
AUX01の音をAUX02に流すわけではございませんorz
以上が下準備
以上で準備完了でーーーす!
上記の内容を全部適用するわけじゃないです。
ケースバイケースでござい。
ボーカルが入ってきたらまた調整するしね。
歌ってみたの神様、こんな素敵な日々をどうも有難う!
いつも、バンドのトラックダウンすると思うことがあるんです。
ドラム・ベース・ギター。
トータルすると物凄いトラック数なんです;
整理とかステムしないと、80トラックくらいはあると思う。
その中で、あれやってこれやって。
ボーカルにたどり着く頃には、ヘトヘトです。
弱音は履かないけど、でも僕超人じゃないしねw
センターに存在するボーカルが、最大にして最重要な音源
わかってるんだけどねぇ;
ギターパートは複数あれど、ボーカルパートは、やっぱり少ないよね。
だから、触る回数が少ない→ミックステクニックが貯まらない。
だから、自分で
「ボーカルのミックスが上手くない。」
「ボーカルに対するミックステクニックが圧倒的に足りてない」
っと自己分析してました。
でも、歌ってみたは
ラック式のマイクプリアンプを持って、階段で「うぉぉーーーーーー!!!」って叫ぶこともないし!!
マーシャルの4発キャビネット(キャスター無し)を抱えて、廊下を走ることもないし!!!
深夜のスタジオで、一人バスドラムのヘッドを交換することもない!!!!
いやいや、そんなことを言いたかったんじゃないwww
歌にだけ真摯に向き合える。
家に居るだけで色んな人のボーカルファイルを聞けるんだ!
境遇に感謝。
もしかしたら、俺まだまだ行けるかもしれない!(急にやる気w)
寿命とトレードオフしながらミックステクニックを得てる。
そういった、今日このごろなのです!