ドラムレコーディングの準備とメモ
いやー、暑くなってきましたね!
最近の僕はというと・・・、
有料のMIXはちょと中断;(体調悪くなるのが怖くてw
ソフトシンセを買ったので、それで遊ぶのに大忙しですww
僕はプロではないんで。
フルのレコーディング・トラックダウンは多くても年3~4回くらい?
2~3か月に一回だと、細かい注意点を忘れがちでしてw
いざやってみて、「あ!そういえばこうだったかw!?」って思うことが多いですw
なので、そういった点を少しずつ、まとめていこうかなと。
今回は、そのドラム編です。
マルチマイキングの優位性・劣位性を思い返す
なんといっても、ドラム(パーカッション)レコーディングの最大にして最強の敵は、マルチマイキング。
これが全てと言っても、たぶん過言ではない。
僕みたいなアマチュア野郎でも、12本前後いつもマイクを使用する。
その、12本前後に様々なレコーディングソースがぶっ込まれるわけですが。
例えば、どのソースでも(たとえばスネア)12本全てに音は収録される。
一番近いマイクにも、そして遠いマイクにも。
僕たちは、顔に耳が付いているので遠くの音と近くの音を同時に聞くことが出来ない。
また、音の波がそろわなければ(位相がそろわなければ)打ち消し合いが発生する。
じゃあ、どうやって上手くマルチマイキングするかなんですが・・・
ごめんなさい、それはここには書けません。
まぁ、俺のテクニックなんて大した事ないから、公開するまでもないっていうのも、もちろんあるんだけども。
長くなるし;
とりあえず、マルチマイキングレコーディングは、これがすべて。
ドラムレコーディングは、これがすべて。
もし、このブログをみて、この文章をみて「そうだったのか、初めて知った!」っていう人がいたら、それは結構ラッキーな事なのかもしれません。
皆、「MIXじゃなくて、録音が大事だよ~」とはいうものの、「録音の何が大事なのか」っていうのは、誰も語りたがらないんです。
マルチマイキングレコーディング、ドラムレコーディングに関しては、完全にマイキングありき。
ソース(楽器)と、マイクと、マイク同士の距離、が一番大事。
その後のMIXなんて、料理の最後に使う塩コショウみたいなもんです。
レコーディングスペース 床編
まず、ドラムのレコーディングは、TOPという頭の上から録音するマイクが一番のキーポイントとなる。
TOPの音は、ドラム全ての音を収録する。
床が固く、反射が強いとTOPのマイクに不要な音が沢山収録される。
また、床が硬いとドラムを叩いたときに床に跳ね返った音が再度ドラムに戻ってくるので、ドラム本来のサスティーンが伸びない。
不要な部屋なりが伸びるばかりだ。
という事で、いつもレコーディング用のマットを持ち歩いてます。
と入っても、単なるニトリで買った絨毯だけどねw
これはドラムレコーディングだけじゃなくて、色々なものに利用できるし。
他の場所でレコーディングする時、壁が固かったり、近かったりしたら、それを貼ったり立てかけたりします。要はアンビエントフィルターの役割です。
もし、機会があったらシェアルームでのレコーディング風景とかアップできたらな。
レコーディングスペース 天井編
最低でも、2.5~3メートルくらいは必要なのかな。
これは感覚的な数値じゃなく、先のべたマルチマイキングを考慮して計算した数値。
まぁ、天井だとアンビエントフィルターなんてもってても、貼れないし;
天井が低すぎるリハーサルスタジオは、あんまり選ばない方がいいよ、って感じです。
XY方式なのか・AB方式なのか・それとも両方なのか
また、マルチマイキングの話になってしまうんですけども;
マルチマイキングには、XY方式・AB方式っと幾つか方式があります。
(その方式がどんな物なのかは、結構解説しているサイトがあるのでぐぐってみて。)
録音当日は、12本以上のマイクをだして、スタンドにつけて、ケーブル轢いてってそれだけでも、1~2時間使っちゃうんで。
それから、どの方式にしようかな・・・ってやってる暇がない。
なので、前もってライブを直接見た入り、練習に行ってみたり、仮音源もらったりして、方式を決めときます。
前もってライブハウスとかで逢っとけば当日緊張することもないしね。
まずもって、俺が緊張してたら、それが伝わって皆が緊張しちゃうし。
スタンド類、小物類の整備
ドラムのレコーディングはとにかくスタンドが多いw
シンバルスタンド、スネアスタンド、タムスタンド、ハイハットスタンド、マイクスタンド、、、etc
シンバルを叩くたびに、スタンドの部品が「カタカタカタ・・・」ってなると、それだけでイライラゲージがすぐマックスになるwww
BPMの決定
僕は、若い子向けのロックを主体としているので、大体のバンドがクリック使う。
BPMは事前に決定しておかないとだめ。
当日は、そんな余裕ないです。
クリックもれしないイヤホン・ヘッドフォン
クリックがヘッドフォンから音漏れしてたりすると、12本のマイクがそれを拾ってしまうわけだ。
ベストプラクティスとしては、ドラムの子にいつも使っているイヤホンを持ってきてもらう、そして、その上から防音用のヘッドフォンをする。
それでもだめなら、その上からタオルとガムテでがちがちにするwww
もちろん、演奏に支障ないようにねw
イヤホン・ヘッドフォンの延長コード
まぁ、これは想像するに易しでしょうw
市販のイヤホンは、そんなに長くないからね。
ドンカマが届かないよう、うぇーーーん。ってならないように。
前の日の睡眠。
まじで、当日は疲れます。
2時間で準備、1~2時間で録音、1時間で撤収。
前の日は何もやらないのが吉です。(でも、大体そうはいかないw
また、1~2時間で録音するというのは結構いい目安。
曲数にもよるけど、どんな録音であれ、これ以上時間がかかる場合は、大体失敗してるw
さてさて
ドラムレコーディングの注意点をざっとまとめてみました。
話は変わるけど、そろそろこういうTIPSを文章でまとめるのは難儀になってきました。
ということで、初期の頃のNOTEを動画化していこうかなって思ってます。
それでは、皆さん、よい週末を~♪
see you ~ next again ♪♪