ドラムの音作り ヘッドとシンバルを選ぶ編
素人の備忘録
一応 note と言うサイトは、sns なんだ
そして、俺はフォロワー 0 人w
note と言うサイトに対して、今自分が記載している内容がニッチすぎるという事もある;
そもそも、こう言う事は真に実力がある人がやってこそのもの、、、
最近、「フォロワー 0 人」は、俺の熱い鉄板ネタになりつつある。
「俺最近新しいsnsで録音ブログ書いてるんだ!!」
「へー、面白そうですね!」
「でしょ!だけどさ、フォロワー 0 人なんだwww」
「つらいwww」
ま、備忘録だから問題はないし、フォロワーを求めている訳ではないので、メンタルはギリギリ保たれています。
業界スタンダード、、、
前回の note で、「EQで音を煌びやかにする事は出来ない」と言う話をした。
だから、それが分かった後、当たり前と言えば当たり前なんだけど、「楽器が一番いい音でなっている時に録音しよう」と考えるようになった。
ただ、この当たり前が相当に難しい、、、
演者のメンタル状態、楽器のチューン、電気的な知識、スピーカーに対する知識、音そのものに対する物理の知識、それをトータルで考えてマイクをセッティングして録音する。
これが、ミックス以前の話だ。
途方なさ過ぎて、俺には無理だw
設備と知識を持った人が常に複数人いないとハードルが高すぎる。
まずは自分が出来るとこから。
ドラムの音作り
不運にも「もしかしたら、ドラムの音だったら作れるかもしれない」という勘違が事の発端だ。
ギターやベースは自分で音作りが出来る人が多い。
ドラムはなぜか出来ない人が多い。俺も出来ない。
やっぱりドラマーは圧倒的にドラムに触れる時間が短いからかな。
まず、今回はシンバルやヘッドの事、次回はスネアとバスドラのチューニングにスポットを当ててノートを書こう。
基本的に、タムやシンバルに対して、そこまで詳細に事を記載しない。
自分もよくわかっていない部分があるし。
そもそも、録音記の中、そこまで気を配れた試しがない。
圧倒的に時間がないんだ。
機材をレンタルスタジオに持ち込んで、レンタルスタジオのドラムセットを目の前にして「よーし、おじさん今日はタムのチューニング頑張っちゃうぞー!」とは絶対にならない。
ある程度は行うが、あんなガラクタに時間を使うだけ無駄だ。
シンバルの選定
手っ取り早く説明出来るのでシンバルの説明から。
とりあえず、ある程度値段が高いシンバルを使っておけばいい。
「楽器は値段じゃないよね」みたいな話は出るがシンバルは当てはまらない。
後はジャンルを基にシンバルをチョイスすれば大体それでいい。
ロック系の王道をひた走るなら paiste 2002。
2002 だと明るすぎる、もしくはオールマイティをチョイスするなら、zildjian の a custom もしくは paiste signatire 。オラつきたいなら paiste rude 。
だいたいこんな所だろう。
少し気をつけたいのは k custom 、イスタンブール、ボスフォラスと言った、ダークな音色を持つシンバル。
この辺りは価格が高価でかつ音に雰囲気があるものの、選定を間違えると曲中永遠と不協和音が鳴り続ける羽目になる。
そもそも、そんな雰囲気のある音など、ロックの爆音の中では一切生きて来ない。
シンバルの大きさ
大きさもちょっとした選定のポイントだ。
16 インチ、と言う大きさが一つのポイントになる。
早いパセージでパシャパシャ叩くなら16 インチ以下の薄いシンバルが良い。
私たちの普段考えているシンバルは、事の他パシャパシャ叩く事がないので 16 / 17 インチ以上のサイズが良いと言う事になる。
まとめると、少しインチが大きめで薄いシンバルが現代ロックにはマッチすると言える。
そして、存在感を出したい所にヘビーウェイトなシンバル。
昔はブリリアントフィニッシュなるものがあって、プレイヤーのやる気を促進させるシンバルもあった。とりあえず、キラキラしてた。
そう言う見た目だけで選ぶのも(ジャケ買い)ある意味スリルが満点で面白い。失敗するとは思う。
ヘッドの選定の前に
以前、「音はトランジェント、アタック、サスティーンで構成されている」、という話を書いた。
トランジェントアタックは、ヘッドとスティック(あとは演者の技量)で決定される。
よく、スネアのチューニングをしようとなった時に、使い古されたアンバサダーを前にチューニングキーを回しながら「うーん、抜ける音にならないんだよな」と言う人がいるけど、抜ける音になどなるはずがない。
「使い古されたアンバサダー」から出るトランジェントアタックの音は「使い古されたアンバサダー」の音だからだ。
別に使い古されたアンバサダーをディスってはいない。
求めている音ならそのままでいいし、求めている音と異なるなら始めから使わない方が懸命だ。
ヘッドとボトムの役割
打面側、ヘッドはトランジェント、アタック、サスティーン全ての音質を決定する。
裏側、ボトムは僅かなアタックとサスティーンだ。
ヘッドの材質
クリアヘッドであればパリパリの透明感があるトランジェントアタック、バインバインしたサスティーンが得られる。
コーテッドはボディ感がある、アタック、サスティーンが魅力だ。
ヘッドの厚み
ディプロマットのように薄ければ、ピーキーなトランジェントアタックが得られる。また、 上手くチューニングすればメロウなサスティーンを得られる反面、チューニングや倍音の調整がどんどんシビアになって扱い辛い。また、ボディもどんどん薄くなる。
エンペラー、それ以上に厚くなれば、ボディのあるトーンが得られる。サスティーンは短めだ。
アンバサダーは上2つの中間。
スネアのヘッドをチョイスする際、よく分からなければオイルサンドや、少し厚めのエンペラー、ピンストライプのコーテッドをチョイスするのが良い。
理由もある。
例えば、bpm180の演奏をするとき。
60sec/90bpm、よってサスティーンが気持ちよく聞ける期間は0.33sec+αだ。※+αで、ちょっとだけ次の音に被って来るのが気持ちが良い。
なので、タムだったら問題ないが、バスドラやスネアでサスティーンが長いと鬱陶しくて仕方ない。音源にした時、スネアのキーンと言う音が鳴り続けるのは気になる。
また、ライブハウスのオペさんやエンジニアさんが適量のリバーブをかけてくれるので、そこまでサスティーンを求めなくても良い。
また後述するがチューニングも楽になる。
上の話を基に他の楽器のヘッドもチョイスする。
・タムは静かなフレーズで要所で叩くから、薄めのコーデッドでサスティーン長め。
・フロアで8ビートを刻みたいから、厚めのピンストライプ。
・バスドラはあえて薄めのコーデッドを使ってがっちりミュート。アタックはバチンバチンだけど、どことなくボトム感もある。
うーん、、、
とりあえず書いてみた。
今までやってみて確実に言える事だけを書いている。
とりあえず、