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EQ が「出来る事」

 Caution!!!!

ノートに記載することは、全て自分の独断と偏見です。

ですので、このノートを読んでいただける方は、下記の事を行って下さい。

 ・脳内で、全ての行頭に「・・・多分、」を補完

 ・脳内で、全ての行末に「・・・だと思う」を補完

EQで「本来の役目」とは何だろう?を考えていく。

EQに出来ない事

EQに出来ないこと。

それは、今頭に想い描いている事、全部・・・(だと思う)。

自分は、思い描いた事はほとんど出来なかったw

出来た試しがないwww

草の育成が止まらないwwwww 何も出来ないってwwww

音をきらびやかにしたり、迫力のある低音を出したり。

できねーーしwwww ワロスwwwwwww

ローカルルールの適用

EQを使う上で、一つのローカルルールを決めている。

・ハイカット/ローカット以外で、+/- 2.5 db 以上、ブースト/カットしない。

ローカルルール発足

例えば、高音のきらびやかさ、低音の迫力、が欲しくなったとしよう。

んで、まぁ、ブーストするよね、高音と低音を。

そして、全部のパートを同時に聞く時、思うことがありまして。

「EQしたトラックが一番聞こえてないかも!!」

いや、そら + 6db すれば聞こえはするのよw

でもそりゃ、悪目立ちってやつだし、第一ペラッペラの音質だ。

なんでEQしたパートが聞こえない(実際には聞こえてるけど存在感がない)のか。

そこんトコロは正直、位相やら何やら、小難しいことが絡んできて、俺には到底上手く説明できない;

専門的な参考書を読んだけど、学がない俺にはさっぱりだったww

だけど「トラックの中で音が立ってこない」事実だけが目の前に残ったんだ。

そういう経緯があって、このローカルルールが発足した。

ちなみに

このローカルルールを破ろうとしている時、2つの原因が考えられる。

一つ目は、短い期間で録音とミックスを迫られ、疲れている時。

二つ目は、録音自体が失敗している時。。。

(最低なマイキングをした時や最低な演奏に打ち当たった時ね)

EQは引き算?

よく、書籍や雑誌で「EQはブーストではなく、カットするために使う」と言う内容を見る。

・・・本当に誤解しないでもらいたいんだけど。

俺にはちっとも当てはまらないんだw

正直「なんで、そんなことを言っているのかも、理解不能」というレベルだw

(あくまでも俺の場合。)カットで使おうが、ブーストで使おうが、逆立ちしようが何をしようが、2.5 db 以上はダメなのだから、殆ど使いようがないw

EQで出来ること ベーシック編

まず、ベーシック編。

ハイカットとローカットが出来る。

ハイカット・ローカット関しては「ディップ」というEQの技法と併せて使うのが盤石の方法となっている。

上の画像の白い矢印の部分がディップを適用した例だ。

カットした帯域付近は削られている事が多いので、その部分をブーストして補っておく。

これは、補うだけが目的じゃない。

カットで音が整理されているため、ブーストした部分は普段より強調されて聞こえるんだ

上記の他に、2.5 db だけではあるけど、耳障りな部分をカットしたり、もっと聞かせたい部分をブーストしたり出来る。

EQに出来ること アドバンス編

なぜ、2つのパートに分けたかというと、ちょっと使い方のジャンルが異なるから。

今から話すアドバンス編は、何度かEQを使っているうちに、「あ、こういうことも出来るわけね」と気付いた事柄だ。

まずは、幾つかのトラックをまとめて、それに対してEQする方法。

幾つかのトラックを纏めてEQすると、同じ帯域が増えたり減ったりするから、一体感が生まれる。

ここのポイントは「纏めたトラック」という事。

ドラムトラックとか、ドラムのトラックとかね。あと、ドラムのトラックかな。もちろん、マルチマイクで録音したギターとかマスタートラックとかも。

(マスタートラックはマスタリングで必然的に行われると思うけど。だから、ミックスとマスタリングって明示的に区別されてるんだなぁー。しみじみ。)

この方法はコンプでもよく使われる。

低音をちょっと足しつつ一体感も、といった場合は 1db くらいでも、凄い効果が得られる。

だから、いつも結構なせめぎ合いになる。

「個別のトラックで 1.5 db 使おう、纏めたトラックで 0.5 db 使いつつ、いやいやちょっと待てよ、こっちのトラックで・・・」、みたいな感じ。

で、次が凄い難関なんですが;

基音に対して、偶数倍(もしくは奇数倍)の周波数を上げる事で、音の存在感をプラスする。

主になっている音(基音)が、1khz だとすれば 2khz/4khz/8khz (もしくは 1.5khz/3khz/6khz/9khz )をブースト。

トップの画像で、幾つが周波数の山ができていると思うんだけど、それを楽曲のコードをなぞるように、いくつかピックアップして上げていくんだ。

なぜこんな事をするのかというと・・・正直、俺も説明できない。

物理教授レベルでないと完璧な説明は無理だろう。

今、俺が知っている知識をテキストにするだけでも丸一日はかかる。

だから、今の所は「音が立つ、存在感が増す」とだけ書いておこうっと;

EQで出来る事って少ない?

こんな短い文章ではEQを語る事は不可能。

EQは奥がとってもとっても深いと思う。

そして

「基音に対して」の部分にEQの出来る事が殆ど集約されている。

だから、

「EQで出来ると思っていた事」

「実際にEQが出来た事」

に、とんでもない差分が生じて、結果「EQって何にもできねー・・・」って思うようになっていたのかもしれない。

基音がどうこうっていう技術は

すぐに使いこなせる技術じゃないと思う。

多分、10年位はやらないと、覚えられない。

だから、今もそうだけど、本当に禿散らかすほど悩んでる。

ハゲ散らかす程だよ!

音を明るくしたり、厚みをだしたり。

使ったらペラッペラのデジタル臭満載の音源が出来上がる。

使わなきゃ、地味な音源まっしぐら。

そもそも、EQの使い方は目下練習中。

そういった中で、

「もしかしてEQしなくても、この方法を使えば高音低音を、足し引きできるかもしれない」

と思う事があったんだ。

そうそう。

EQじゃない方法で自分がやりたかった事が出来るパターンもあったわけよ。

それは、これから書いていければな。

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