マスター・オブ・ゼロSeason3のラストシーンについて
マスターオブゼロのseason3が公開されましたね!みなさんご覧になりましたか?
今までより比較的静かな作品ではありましたが、今作も日常を切り取ったエッセイ的な雰囲気で見応えがありました。
まだの方はぜひシーズン1から見てみてくださいね。
ファンの方が最も気になったのはラストシーンではないでしょうか。
主人公のデニースと元カノがベッドでいちゃいちゃしていたところから暗転し、無人のベッドが映されます。その後、デニースが外で一人でタバコを吸う様子が映されエンディングとなりました。
「ん、これはどういうことだ?」
「最後は夢ってオチなのかな?」
同様に感じた方は多いはずです。
この疑問対し、デニースの彼女役のナオミ・アッキーは以下のように答えています。
もし、曖昧なエンディングだと感じてくれたなら本望だわ。ほとんどの関係って曖昧なものだからね。(中略)人と人の関係というのは時にファンタジーであり時に現実的なの。
アンサーがかっこ良すぎる、、
要は曖昧な終わりだと思ってもらうことこそが狙いだったわけです。
個人的な見解を言わせてもらうとすると、エンディングのシーンは現実であり、中盤のシーンとの対比ではないかと思いました。
その中盤のシーンとはデニースが事故で病院に運ばれた際に、彼女が駆けつけてくれるシーンです。事故当時、彼女は浮気相手の家にいたことが後に明かされています。彼女は急遽デニースのところへ向かうことになったため、浮気相手は家にほったらかしにされていたことが予想されます。
あの最後のシーンでは逆に元カノの今の相手に緊急事態が発生し、デニースが置き去りにされてしまってのではないでしょうか。そして、時ともに変わってしまう関係性を中盤のシーンと対比的に表現したんではないでしょうか。
真相はわかりませんが。
何はともあれ僕はこの作品が大好きです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
友人や家族に贈り物をさせて頂きます。