賃貸不動産経営管理士2024年試験まで60日…残り2ヶ月どのように学習するのか?
みなさん、こんにちは。Kenビジネススクール専任講師の南エリナです。賃貸管理士基本講座を7月から担当し、残すところ後1回(9/29)となりました。
先日の講義ではじめに、タイトルの通り「残り2ヶ月どう勉強するといいのか」についてイメージ作りも兼ねて語りました。
というのも残り2ヶ月ってあっという間な反面、試験が近付く中での学習ってけっこう大切なのです。私自身の宅建士や賃貸不動産経営管理士試験、ならびにその他の資格経験から思うことを書いてみます。
(文字にするとあれこれ思い浮かんだので、実際に講義内で話したこととは少し違うかもしれません…)
1.模擬試験を最低3回は受ける&点数よりも見直し徹底!
模試は本当に大切なので、少なくとも3回は受けましょう!点数は気にせず(それも無理な話ですが…)、間違ったところの解説を読み、該当箇所をテキストで読んで復習するのがもっと大切!テキストはKenビジネススクール受講生なら要点整理でも、もちろん賃貸不動産経営管理士協議会のテキスト(公式テキスト)でもどちらでもOKです。
間違う理由の大半は、その分野の知識が曖昧なためです。そのため、解説を読んで終わりではなくてテキスト該当箇所も読み返す。繰り返し効果により知識の定着にもなります。
後はケアレスミスでの間違いが多い場合、問題解く時にこんな感じで解いていくと良いでしょう。
正しいものを選ぶのか、間違っているものを選ぶのかの箇所に線を引く
問〇のところに解答時自信があるものに大きな〇を付けておく
問題文をしっかり読み、解答に時間がかかるものは飛ばして次を解く
1.については、ドジな私がけっこうやらかしていたからです。正しいものを選ぶ問題なのに間違ったものを探していたり…自信がない時はもちろん、自信を持って臨んだ試験でもけっこうやってしまいます(私だけ?ではないはず)…
そのため、「正しいものを選びなさい」のところに線を引くことで、その問のゴールが明確になります。
2.については、自信があるものが模試のたびに(勉強を繰り返すたびに)増えていくのが楽しいこと。何より本試験でやっておくと、解答速報見ながらの自己採点でも早いためです。自信満々で解答したのに間違ったものは、特に復習絶対です。
3.については、宅建試験もそうですが賃貸不動産経営管理士試験でも大切です。よーーく読むと引っ掛かりそうな箇所がちりばめられています。もちろん全部が全部ひっかけ問題ではないですが、ちょっとした読み間違いで解答が真逆になることも…また選択肢(肢)が小さいところから読むのもポイントです。
ではその模試はどこがいい?大手予備校とKenビジネススクール両方受けた感想ですが、Kenの作問はけっこういいところ突いているなーと受験時代にシンプルに思いました。曖昧なまま覚えているところを見事に突いて来ている、パンチがあるなーという意味です…(^_^;) ご参考までにどうぞ。
2.試験前1週間はいつも以上に勉強時間を増やす!
これは私自身の失敗談です。急遽受けた試験の時に、あらかじめ仕事やらプライベートの予定がたっぷりでした。そのため早めに学習は進めていたものの…その1週間でやはり記憶が飛んでいってしまいました…
逆に言えば、直前学習の効果ってけっこう大きい。よく「試験当日は早めに会場近くのカフェ等で勉強するといい。着席してもぎりぎりまでテキスト開くべし」と言われます。実際、自分が賃貸管理士試験を受けた日…会場近くのタリーズでは9割くらいのお客さんが賃貸管理士の様々なテキストを開いて勉強していました。
仕事のペースを落とすわけにもいかないのでしょうが、可能な限り試験1週間前は予定を入れないようにするといいと思います。
3.前日と当日の過ごし方のイメージから今に落とし込む
前日の過ごし方って悩みますよね。日曜日の試験なので、一般的には土曜日お休みの人も多いでしょう。一人でいると悶々とするので、個人的には前日講座の参加は良かったです。
宣伝にはなりますが…Kenビジネススクールでも前日講座が開催されます。10時から17時まで問題演習をしたり講義を聴きます。内容も最後のラストスパートな感じで、「いよいよ明日だなー」と気が引き締まったのを覚えています。
>>賃管士前日ヤマ当て模試&総まとめ講座を見てみる
試験当日は先ほども書きましたが、10~11時くらいには試験会場近くまで行き、会場の場所を確認して近くのカフェ等で学習。昼食はほどほどにしておくといいでしょう(たらふく食べると眠くなるので…)。
12時には試験会場に戻り、場所を確認してお手洗いも済ませて、12時半までは席や会場で総復習です。
12時半からは試験の注意点を読まれて問題が配布されます…
どうですか?当日の臨場感をイメージできましたか?
その時どんな気持ちで臨めたらいいかを考えてみましょう。でも大丈夫!これを読んでいるのが半月前だったら、まだまだ時間はあります!
今までよりほんの少し、勉強時間を増やしてみようと思いませんか?
まずは通勤や移動時間、テキスト1ページ読むことや問題1問解いてみることから始めてみるのもいいと思います。