1か月予報はどのくらい適中するのか?出現率について
前回、最終回のつもりでしたが、気象庁の精度評価方法に準じた確率ごとの出現率を出してみましたのでお伝えします。
予報確率ごとの出現率
2020年に発表された全52週の気温、降水量、日照時間の予報確率ごとの出現率は次のとおりでした。
出現率=(各予報確率での)出現回数/(各予報確率での)発表回数
なお、グラフ中の数値は発表回数です。
いずれの要素も、予報確率10,20%では過大、30,40%では適切、50%以上では過小となり、気象庁がHPで公開している過去5年間の傾向と同じ結果だったといえるかと思います。
30%,40%といういわばどっちに転ぶか不確実性が大きい予報が1年通してみると妥当性を帯びてくるところがすごいところ?と思ってしまいました。
(参考)予報確率ごとの出現回数
ご参考まで出現回数と発表回数も示しておきます。
(参考)予報確率ごとの発表回数
気温
全624個の確率ごとの発表回数は次のとおりでした。
52週×4予報区×3区分(低・並・高)→ 624
降水量
全1,092個の確率ごとの発表回数は次のとおりでした。
52週×7予報区×3区分(少・並・多)→ 1,092
日照時間
全1,092個の確率ごとの発表回数は次のとおりでした。
52週×7予報区×3区分(少・並・多)→ 1,092