シライシのモモヨさん
前回の続きである。
読んでいない方は前回から読むことをおすすめする。できれば最初から読んでほしいのだが。
結婚指輪を買いに、まずはダイヤモンドシライシに行った。どうやらジュエリーショップが入るビルは、お金持ち御用達ビルらしい。ブランド物のコートを纏ったおほほほほな人が、カフェで茶をしばいていた。そのビルの2階に銀座ダイヤモンドシライシがある。ハナユメのタナカさんに予約をしてもらった。
シライシに着くとニシカワモモヨという女性スタッフが迎えてくれた。指輪といっても3種類の形があるらしい。ストレート、ウェーブ、ブイウェーブ。まずは見る方が早いので、指輪を3つずつ並べてもらい、3択の指輪トーナメントが始まったのであった。
せーのっ!
1左2右3真ん中!置かれた指輪に我々は好きな順位をつけていった。人間とは残酷な生き物である。もともと特別なオンリーワンというわけにはいかないのだ。ことごとく彼女とは好きなセンスが合ったので、最終的にはウェーブの指輪が生き残った。名前には信じるという意味が含まれているらしい。
その後質問を延々としたにも関わらず、モモヨさんは懇切丁寧に教えてくれたのだった。
聞くだけ聞いてI-PRIMOも比較のために見たいと言ったのに、モモヨさんは快く送り出してくれた。最後に比較の仕方を教えてくれたがあれはワクチントークだろう。あらかじめ同業他社に批判されうる点を自ら言っておくのだ。営業ウーマンとしてのモモヨさんの凄さも感じたのであった。
今日はこのぐらいにして次回はみんな大好きI-PRIMOに行った話を書くとしよう。