日本の再生エネルギーの割合ってどれくらい?
つい先日、知って個人的に驚いたことがあります。
日本の再生エネルギーの割合についてふと気になってネットで検索をしてみたのですが、2019年時点で20%近くもあるのですね。
ごく単純に考えてしまえば、僕たちの普段使っている電気の5分の1が再生エネルギーということになります。発電というと燃料をガンガン使ってタービンを回すイメージがあるので、5分の1となると結構な割合の電気が再生エネルギーに置き換わっているのだなと感心してしましました。
とは言え、温室効果ガスの削減が必要と何十年も言われてきていることを考えると、まだ20%程度なのかと思ってしまう面もあります。
最近は持続可能であるという点が重要視されてきているため、再生エネルギーの割合はどんどん増えると思いますが、このままのペースで良いのか疑問が残ります。
また、再生可能エネルギーの中では日本の場合だと最も割合が大きいのは太陽光発電となっています。太陽光発電は文字通り太陽の光を受けて発電するシステムですので、太陽が出ていないと発電ができないわけです。しかし、電気は人間が使ったタイミングで必要となり、その使用量は必ずしも太陽の動きとは一致しません。太陽が沈めば変わりに照明をつけて電気を使いますし、仕事や学校が終わった後、家に帰ってテレビを見て電気を使うこともあります。
このような状況なので、再生エネルギーを増やすにしても、単純に太陽光発電を拡大をすれば良いという話にはならないことがわかります。
なかなか一筋縄ではいきませんが、日中にしか発電ができないのであれば、お昼の間に電気を溜めておいて、夜に使うなどすれば問題の一つは解決できます。
つまり発電の部分だけではなく、電気の使い方も併せて考えていかなければ再生エネルギーをうまく使いこなすことができないわけですね。
電気を溜めておくと聞くと、バッテリーが必要そうに思えます。
ただし、電気を別のエネルギーに変えて保存することを考えると、他にも方法が沢山出てきます。
ネットで調べれば、石を積む、圧縮空気を作る、熱い物体を作っておくな土を初めてとして、様々な方法が見られます。
どれも興味深いですが、いずれ、優位性のある方法が残るように淘汰されていくでしょう。
どのような再生エネルギーを拡大していくのかという点に加えて、どのようにエネルギーを溜めて使用するのかという点も、今度どのように発展していくのか楽しみです。