朗読オープンマイク2024.10.6


今日の午後は朗読オープンマイク。6月から紫式部と同時代の女性たちが書いた作品を 〈アラウンド・ザ・まひろ〉シリーズということで紹介しているが、今回は第二弾「和泉式部日記」。恋多き女の駆け引きと心模様を伝えるという至難の業に挑戦。自宅での練習では、相方からのダメ出しも多かった😅

今回も常連仲間やお初の方たちから、自作の随想、古典の現代風アレンジなど様々な作品を聴かせていただきました。あるスタッフさんの読まれた小説はそのよく通る声に惚れ惚れ。もう一人のスタッフさんが読まれた歌集は日常世界の切り取りがユニーク。上手く言えないが、なんというか普段当たり前のものとして抱いている経験世界のイメージがゲシュタルト崩壊を起こしてしまうような感覚を持った。

アフター座談会では、怪談と地域伝承の深い繋がりが古典作品を通して見えてくるという話が印象に残った。古来から地域に伝わる怪談を生み出す恐怖や畏敬の観念は、私が傾倒している心理学者ユングの唱えた集合的無意識にも通底しているように思える。

来月からまた月二で参加させていただきます。

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