発声・歌唱ワークショップ&朗読オープンマイク2024.11.23



11/23は勤労感謝の日。この日は午前と午後の時間帯にお馴染み朗読専用スタジオのrLaboへ。午前は発声と歌唱のワークショップ。講師の先生は音楽の先生でもあり、発声の基本から教わった。

まず姿勢、いつも知らず知らずのうちに猫背になっているので胸を張るようにとのご指導。次に腹式呼吸で相手(聴き手)との距離に応じた声を「届かせる」。五十音の発声ではサ行とハ行の音が明瞭に聴き取れるようにとのご注意。実際の歌唱ではクリスマスの歌を何曲か歌った。ポイントはピアノの旋律に合わせてブレスのタイミングを取ること。たいへん密度の濃いワークショップになった。

メイン課題曲は竹内まりやさんの「ステキなホリデイ」。曲はよく知らなかったけど、譜面を持っていることを思い出し、帰宅後自宅で🎹を弾きながら歌っておさらいなど。

午後は恒例の月ニの朗読オープンマイク。月の前半は大河ドラマにちなんだ“アラウンド・ザ・まひろ”シリーズ第三弾として清少納言の「枕草子」。
第一段(春はあけぼの)、第九十八段(くらげの骨)、第百三十一段(逢坂の関)を読んだ。

昨日も常連さん、お初さん交えて新鮮な出逢いがあった。近江の怪談、自作の回想録などジャンルも様々。中でも特に印象に残ったのは19歳の青年が読んだ「銀河鉄道の夜」。精緻に読み込み稽古を重ねたことがよくわかりつつ、溌剌さが溢れる素晴らしい朗読に心を揺さぶられた。

アフター座談会では、各自が読んだ作品の解説や朗読と演劇との関係性などを中心に談論風発。演じるように読みながらも、サラリと聴き手に伝えられるかという、朗読本来の持つ二律排反的命題に話が及ぶ。いつものことだが、ここでは多くの刺激を受ける。

スタッフの皆様、午前午後にわたってありがとうございました。

#朗読
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