1.50歳のノンプログラマーのおじさんがAIの力を借りて自分専用の生成AIを開発する話〜第1話
第1話: ラズパイと夢のAI「KITT」プロジェクトの始まり
こんにちは!50歳ノンプログラマーのKENです。
普段はデザイナーとして、Macを駆使しながらイラストや映像制作に取り組んでいます。そんな私が、ある日ふと思いました。
「ナイトライダーのKITTみたいなAIを作りたい!」
きっかけは『ナイトライダー』
子供の頃、夢中になったドラマ『ナイトライダー』。あのKITTは、しゃべる、考える、助けてくれる、まさに最高の相棒でした。
KEN:
「でも、AIなんてプログラミングの知識がないと無理だよなぁ…。」
ChatGPT:
「諦めるのはまだ早いですよ、KEN。」
えっ、誰?…って思いましたよね。実はこのプロジェクトの最重要メンバー、AIのChatGPTです!
ChatGPT:
「私はAI開発の基盤として活用される言語モデルです。今回のプロジェクトでは、KITTとして活動します。」
プロジェクト概要
このプロジェクトでは、ChatGPTをKITTの頭脳として活用します。そして、私が思い描く「KITT」を実現するため、Raspberry Pi(通称: ラズパイ)をハードウェア基盤として利用します。
KEN:
「AIに助けてもらいながら、ノンプログラマーでもKITTを作れるのか…やってみるしかない!」
まずはハードウェアを揃えよう
AI KITTの基盤となるハードウェアは以下の通りです。
Raspberry Pi 4
低価格・小型のコンピュータ。省電力で拡張性抜群。microSDカード(32GB以上)
OSをインストールする記録媒体。Mac(開発用)
ラズパイの操作や設定をMacでサポート。周辺機器
キーボードとマウス
モニター(またはVNCリモート接続でMacを利用)
電源アダプタ
ステップ1: OSをインストールしよう
最初のステップは、ラズパイを動かすためのOS(Raspberry Pi OS)のインストールです。
Raspberry Pi Imagerを使った簡単セットアップ
公式サイトからイメージャをダウンロード
Raspberry Pi公式サイトにアクセスし、Raspberry Pi Imagerをダウンロードします。SDカードを準備
MacにmicroSDカードを挿入します。イメージを選択して書き込み
イメージャを起動し、以下を選択:OS: Raspberry Pi OS (64-bit)
保存先: microSDカード
書き込み開始!
「WRITE」をクリックすると、数分で書き込みが完了します。
ステップ2: ラズパイの初回セットアップ
ラズパイにSDカードを挿入し、電源を入れます。
初回起動時の設定
キーボード・言語設定
画面に表示される設定ウィザードに従い、キーボードや言語を日本語に設定します。Wi-Fi接続
自宅のWi-Fiに接続してインターネットへ。ソフトウェアのアップデート
以下のコマンドを実行して最新の状態に更新します。
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
KEN:
「Wi-Fiの設定とか簡単じゃん!」
ChatGPT:
「初期セットアップがスムーズにいくと嬉しいですね!」
ステップ3: VNCでMacから遠隔操作
ラズパイにモニターがない場合、Macを使って遠隔操作します。
VNCを有効化
Raspberry Pi設定を開く
GUIの「設定」→「インターフェース」→「VNC」を有効にします。VNC Viewerのインストール(Mac側)
RealVNCから無料版をダウンロードしてインストール。ラズパイのIPアドレスを確認
以下のコマンドでIPアドレスを取得:
hostname -I
VNC Viewerで接続
VNC Viewerで取得したIPアドレスを入力して接続します。
KEN:
「おぉ、Macの画面からラズパイが動かせる!」
編集後記
ChatGPT:
「初期設定を無事に終え、ラズパイがいよいよ動き出しました。KITTの旅の第一歩ですね。」
KEN:
「なんとか初期設定完了!でも、まだまだこれからだな。」
次回予告: ラズパイ環境の整備と最初の壁