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日日介護写真が教えてくれたこと

おはようございます。
日日介護写真家の凸けんです。


日日介護写真の活動を初めて
まだ日が浅いです。


活動を始めてまだ間もないのですが
活動を始めて良かったなと思える
ことがありました。


それは親子という事について
考えるようになったことです。


考えるといっても漠然としたもので
親子とは何かという定義づけるような
物ではなくもっと単純なものです。


自分の両親の残り少ない人生のことや


自分が思っている以上に自分は両親に
大切に育ててもらったんだなとか


はたして自分は両親と同じくらいに
自分の子供を大切に出来ているのかとか


そんなとりとめもない内容ですが
親子について考える機会が多くなりました。


親子について考える機会が増えたことで
本業であるケアマネの仕事にも良い影響を
与えてくれているような気がしています。


…….


私が担当している利用者さんで
現在入院中の方がいます。


入院に伴い障害手帳の申請を
することになりました。


障害手帳を申請するにあたり
本人の写真が必要でした。


娘さんは体調がすぐれないので
普段から外出は極力避けています。


娘さんの代わりに私が病院に
写真を撮りに行くことにしました。


病院にも協力をいただき
無事に写真を撮ることができました。


撮った写真は郵送で娘さんの家に送りました。


普段は手紙に添える送付状などは
パソコンで打ち込んだものを添付して
郵送するのですが今回は手書きの手紙を
添えて送りました。


なぜ手書きの手紙にしたのか?


入院している利用者さんは
自分の体調が悪いにもかかわらず
娘さんの心配をされていました。


その利用者さんは女性の方で
認知症がある方です。


2~3分前に話した会話も
すぐに忘れてしまいます。


それでも自分のことよりも
娘さんのことを心配する優しさに
温かい気持ちになりました。


どんな状況であれ自分のことよりも
子供のことを心配する母親の優しい
気持ちを娘さんに伝えたいと思いました。


そんな思いから出した自分なりの答えが
手書きの手紙で伝えることでした。


パソコンで打った文字よりも
手書きのメッセージの方が
利用者さんの娘さんを思う気持ちが
娘さんに伝わるような気がしたので
簡単な内容ですが手書きの手紙を添えました。


自己満足なことかもしれませんが
自分なりに考えての行動でした。


…….


日日介護写真としての活動が
上手くいくかどうかは分かりません。


ただ人として大切なことを
考え続けていけるような気がします。


もしそうだとしたら…
これからの自分の成長のためにも
日日介護写真の活動をできるだけ
継続させていきたいですね。





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