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上司のパワハラに悩む

前回からのつづきです

作業量が多いと時間内に終わらないことから
当然残業となります。

残業をしても手当が貰えればいいですが
給与体系が年俸制であったことから
固定残業代制(みなし残業代制)
と組み合わされていたので
ほとんどサービス残業といえます。

そのような背景があるため、
とにかく残業はしたくありませんでした。

仕事の改善を提案しても、
上司は聞く耳を持ちません。

この上司は私より歳が2つ下にも関わらず
考え方が古いので、とにかく相性が
合いませんでした。

彼は会社の中で「有能である」
と認めてもらいたいといった
承認欲求が強い性格。

上司から理不尽な命令を受けても黙って
服従するといった会社にとっては
扱いやすい人材でした。

なので、面倒な仕事を独りで抱えてしまう
ところがありました。

バカ正直で融通が利かないことから
いつも貧乏くじばかりを引かされる
といった損な役割をしていた。

彼もある意味、ブラック企業に洗脳された
被害者ともいえます。

そのため、自分が会社に支配され
振り回されているので、心に余裕がなく
いつもカリカリしていました。

彼を立てて黙って仕事をしていれば
いいのに、仕事の改善を提案したり
したことから、私に対して敵視するように
なります。

「頭を使って俺に楽をさせてくれよ」とか
「俺の足を引っ張るな」といった事を
口癖のように言い、不満のはけ口にされます。

パワハラは程度の差はあれど、
どこの会社でも当たり前のように
行われています。

パワハラをしている側は、ことの重要性に
気付かずにいるので深くは考えていません。

些細なことでも、それが毎日続くとなると、
最初は受け流せても次第にストレスとなって
蓄積されていきます。

やはり、上司といっても年下の人間から
「ダメ出し」を受けることは屈辱的で、
次第に仕事が手に付かなくなっていき、
些細なミスを繰り返すといった
負のループに陥ってしまいます。

              (つづく)

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